日曜日は栗シェフランチ

このブログを長年読んで下さってる方はご存知と思いますが、我が家の一週間の買い物はクリ子がまとめて土曜日にしてくれます。私がリストアップしておいたものをスーパーで見ながら、彼が見て新鮮な野菜やお肉であったり、お買い得品があれば彼の独断で、勝手に素材が変更になっていたり増えてたりします。

そして先週末は赤カブが売っていたらしく、体にとってもいい赤カブを使った料理が作りたくなったようで、仕事から帰ってきてみるとキッチンに赤カブが置いてありました。さて、これを使って彼は一週間ほど前にレストランで食べたスープに挑戦するようです。

日曜日の朝からネットで赤カブスープのレシピを調べ、色んなレシピからヒントだけ得てその後は彼の創作で作るらしい。赤カブスープには白ワインのシャルドネが合うらしく、朝から冷蔵庫でシャルドネを冷やすぐらい力が入ってるので、昨日は栗シェフにランチはお任せ!

赤カブには色んな栄養素が入っているようでとっても体にいいらしいです。これを使って彼が作ったスープがこちら。隠し味は日本の本ワサビ。これがとってもアクセントになって美味しいです。これはかなりいけます!!

そして香草とトマトのシンプルサラダ。

メインは彼お得意のカルツォーネ。今回は生地を薄く延ばしてパリッ、中身はジューシーな軽めのカルツォーネに仕上がってました。

これにクリ子はシャルドネ。私は秘密のスパークリングワインと合わせて頂いたのですが、人に作ってもらう料理って格別ですね。美味しかった!!クリ子、ありがとう~!!日本では滅多にない赤カブのスープ。でもこれ美味しくて簡単なので後日またレシピをUpさせて頂きますね。

住まい&インテリアのメッセ

この一週間ほどウィーンで住まいとインテリアのメッセがやっていたので昨日、クリ子とちょいとどんなものか覗きに行って来ました。

うちはまだバスルームも居間も手付かずの状態なのでかなりインテリアに興味があったのですが、なにせメッセ会場は大きい。あまり大きな建物の中を歩くのが好きでない(足がすぐ疲れる)私達はかなり行く前から消極的。誰か車椅子かなんかで押してくれたら喜んでいくのに・・・なんて甘ったるいことをちょいと頭に浮かべる怠け者。

いやぁ・・・まずは気に入ったメーカーのカタログ収拾にと思って大きな鞄を持っていったのですが、それでも鞄の中は色んなカタログでパンパン!!もう肩と手がちぎれるかと思いました。

でもお陰で収穫がいっぱいありました。この小さなウィーンで大型店を除いて気に入ったインテリアショップを見つけるのってなかなか難しいのですが、こういうメッセ会場には色んなお店が出展してるので、そういうお店にも簡単に出会うことができるんです。

始めてこういうメッセに行ったのですが、なかなかお国柄っていうのがでますね。日本で住宅フェアーで、25メートルプールぐらい大きいウェルプールがいくつも展示してあることってほぼないと思うのですが。こちらにはそれが幾つもあって、それも水がちゃんとはってあるんです。こんなプール誰が家に取り付けるの?っていうのも疑問ですが、これにちゃんんと水がはってあるのにもたまげました。あんなの自宅用に買う人なんているんだろうか?これって室内用?それとも野外用?そんなことも私には分からない、我が家には縁のない話・・・トホホホホ。

Melkで腹ごしらえ

修道院を見た後、お腹がすいたので街中心街まで下りてきて、美味しそうなレストランを探したのですが、まだ観光シーズンが来ていないようで閉まっているお店が多く、どこもひっそりとしてました。

こんなところにも観光シーズンっていうのがあるっていうのも驚きだったけど、あまりの静けさにこの日の食事はこの街でありつけるのだろうか?と心配になってきまました。でもやっとここならと思えるレストランに出会うことに・・・。

4つ星ホテルの中にあるレストランなのですが、外に出ていたメニューを見ても値段もそれほど高くなかったので、ここなら味の保障もできそうだということでここに決めました。まずはホルンダーシロップとスパークリングワインの食前酒。この後温泉に行くつもりだったので私は頂いていないのですが、とっても香り高い食前酒でした。

私のホタテのスープ。お野菜から摂ったスープでほのかに生姜とカレー粉が隠し味に入ったあっさりとしたスープにホタテのグリルがのった一皿。これが出てきた時、今日の料理も期待が持てると確信しました。

クリ子の赤カブとワサビのスープ。赤カブをブーケガルニで摂ったスープと一緒に炊いて、生クリームと牛乳、隠し味にニンニクが入った結構パンチのあるスープ。これにサワークリームとワサビをちょこっとアクセントに入れた一皿。クリ子がすごく気に入ってました。

メインはクリ子がまたまた牛のステーキとマッシュポテトと野菜炒め。この方、ドコ行ってもお腹がすいたらステーキ。ちょっと味見をさせてもらったのですが、ステーキの下にひいてある赤ワインソースがとても美味しかった。

そしてもう一つのメインが子牛のGulaschとここ手作りのSpaetzle。グラッシュとはハンガリーから来た牛をコトコトとパプリカと色々な香料と煮たシチューみたいなもので、ここオーストリアでも随分前から郷土料理になっているぐらいポピュラーな一品。これとシュペッツレと一緒に食べると美味しいのだ~。

もうお腹いっぱいなんですが、折角なんでデザートも・・・っていうことでケシの実のケーキ。ケシの実のケーキはとってもふわふわで軽く、そこにザッハトルテのようにここのはチョコの間にアプリコットジャムが挟んでありました。うん、なかなかのボリューム!

そしてもう一つがTopfenstrudel。こちらにしかトップフェンっていうのがないのですが、少し酸味がきいたフレッシュチーズみたいなもので、リコッタチーズに似てるかな?このトップフェンにレモン汁やお砂糖なんかを入れて作ったトップフェンクリームと干し葡萄をうす~い生地で何重にも巻いたパイに、バニラソースがたっぷりかかったデザート。これもオーストリアではどこでも食べることができる庶民的なデザート。これが意外や意外。ここのはめちゃくちゃ美味しかった!!トップフェンがフワフワで滑らかでスフレに似た食感。

もうお腹いっぱい・・。これ以上はもうお腹に入りませんってぐらい満足いくまで昼から食べてしまいました。だけどこの後、温泉に行ってカロリー消費するから目をつぶることにしましょう・・・。週末の贅沢ってことで!!