Melkの修道院

丘を登っていくとド~ンと出てくるのが修道院。丘の下から見ても大きい建物だと思いますが、丘の上から見てもやっぱり大きい建物です。

ここが入り口なんですが、右側は修道院の中を見れるようになっていて観光窓口があります。修道院の中を見るにはもちろんチケットを購入しなくてはいけないのですが、それがすべてグループで回ると思われるガイドつきの入場券なんです。

私自身は前回ここに来ている時に修道院の中を2度ほど見ているので、どうしても中を見たいというわけでもなく、クリ子はわざわざグループで回るのはメンドクサイというので、私達はチケットを購入しなくても見ることができる外側の部分だけ見てきました。

修道院の中にはもちろん立派な部屋や天井画があるのですが、建物の外側の通路だけでもこんなに立派な階段や天井画あるんです。

私は個人的にこの通路が好きだったなぁ・・・。なんだかスペインなんかにありそうな廊下の色合いと設計。

そしてこの廊下を歩いていくと、教会が出てくるのですが、これがまたすごい。確か修道院の中にも立派な教会があるのですが、ここのもかなり立派です。そして何より派手!もっと質素なものを想像していたのですが、金の細工がいっぱいで目がくらみそうです。

でもこの天井画はなかなか好き。個人的に教会の天井画はパステルカラーよりこういう落ち着いた色合いのものが好きなんです。

この他にも外側だけでも庭があったり、他の建物の入り口になっている立派な階段があったり、見所が満載。久しぶりにこの修道院にやってきましたが、ここまで立派な修道院はなかなかないんじゃないかな??

Melkを散歩

ウィーンから車でおよそ一時間のところにメルクという街があります。大きな修道院があることで有名なのですが、ここを前回訪れたのはかれこれ10年ほど前。クリ子がまだ一度もメルクに行ったことがないというので、今回久しぶりにメルクまで足を延ばしてきました。

この街近くに来るとどこから見ても見えるのがこの修道院。私が前回、ここに来た時はちょうど修復をしていたので全貌を間近で見るのは、これが始めて。随分と綺麗になりました。

この修道院どれだけ大きいのか?というと、こんなにも長いんです。丘の上の高台に建っており、あまりにも大きいのでちょっとするとこの街がこの修道院に押しつぶされてしまいそうなぐらいの圧迫感があります。街自体はすごくこじんまりしていて昔ながらの風情がそこにはまだ残っています。

壁には何百年も前に描かれた絵がまだ鮮明に残っていて時代を感じさせてくれます。

ここは先週にいったクレムスからも近いのですが、ここにもやっぱり細い坂道が幾つもあり、その小道を歩くだけでも楽しい。

この家もとっても面白かった。メインストリートと小道のちょうど分岐点にあるのですが、家自体が変わった形をしている上に両端に塔がたっていてなんだかおとぎ話ででてきそうな家。

さてそろそろ修道院につながる階段を上って、修道院に行かなきゃ!

我が家のいつもの光景

我が家はかれこれ数年、パンを買ったことがありません。何故なら我が家にパン職人?がいるから。

天然酵母にはまってから、ずっと作り続けているクリ子のパン作り。2週間に一度のペースで大きなパンを焼いています。丸二日かけてパンを焼くので、出来立てのパンはフワフワでモチモチ。

今日も仕事から帰ってきたら、朝一番、仕事の前に生地の世話をして寝かしておいたパンの状態を見て早速パン作り。こんな日は出来立てのパンを食べたいらしく、晩御飯を用意しておく必要もなし。自分でパンが焼ける時間に合わせて(これが夜の12時頃なんですけど・・・トホホホホ)ソーセージやベーコンエッグ、オムレツやトマトにモッツェレラ、ある時はチーズフォンデュ。自分の今日食べたいものを用意して食べるクリ子。

そんな彼を見ながら、私はというと夜にパンは食べないので、(いや、そんな遅くに晩御飯を食べると太るので・・・)こんなおかずを作って先に頂きます。ひじきは日本で出されると食べるけれど、こっちでは好んで食べないクリ子。自分の分だけのひじきを炊いて、私は日本食。これが我が家の見慣れた食卓・・・。