嵐のような日々もようやく・・・

ちょいと時期が違っても、暮れに向かって忙しくなっていくのが、この世の流れ。そして私達もそれに吸い込まれるように忙しい日々・・・・

IMG_2423.jpg先週に引き続き、今週も怒涛の毎日で、もう駄目です!勘弁してくださ~い!!って言いたくなるぐらいしんどい毎日が続いていた。だけど私達にもようやくゴールが見えてきたようだ。

二人ともがそれぞれ違う仕事を持っている私達。それなのに、朝の合言葉、”今日、家に何時に帰ってくる??” その答えがお互い、”う~ん、だいたい夜の10時ぐらいかなぁ~” 

IMG_2421.jpgそんな日もようやく峠を越した。クリスマス休暇が始まる24日から年明けまでクリスマス休暇に入るオーストリアでは今週で仕事納めの人も多い。そして私も大抵の生徒は今週末で今年のレッスンを終える。今年最後のレッスンとなった子供やご両親から、感謝の気持ちと、来年も・・・と言った気持ちを込めて、心のこもったお手紙やプレゼントをいっぱい頂き、恐縮する自分と、信頼してもらえてるんだぁ・・となんだか安心して嬉しくなる自分とがいる。

手作りのケーキであったり、お菓子であったり、お花であったり、お手紙や絵であったり・・・残せるものはクリスマスまで大事に飾らせてもらおうと思う。

そしてクリ子もようやく落ち着いてきたようで、来年の会社の方向性、プロジェクトについての会議を終え、来年に向かって会社の方針が決まったようだ。

IMG_2416.jpg23日まで忙しい日がまだ続くが、ゴールが見えた今、私もクリ子もなんだか今までの”も~う・・・イヤ・・・”って気持ちがどこかに消え、なんか気持ちが楽に浮いたようだ。

さぁ~明日はクリ子達の会社の忘年会、そして明後日は私の方の忘年会・・・もうウィーンは今週末からクリスマスパーティーや忘年会とイベントが盛り沢山さ!暴飲、暴食には気をつけなくちゃね!って開放感からか、この路線を走りそうな私・・・危ない、危ない!!

ブッシュの靴投げられ事件

今日、自衛隊がイラクから完全撤退した。長い間救援物資などをしてきた自衛隊。いろんな国がイラクから撤退する中、日本もいつ撤退するかが協議されていた。

IMG_1843.jpgそしてそれが今日、任務を終え、無事日本に向かって最終団が空を飛んでいった。私はこのニュースを読んでホッとした。何故ならば、この最近イラクやアフガニスタンなどに援助隊を送っている国が狙われているからだ。

昨日はパリではクリスマス前の買い物で賑わう、誰でも知っている老舗のデパートにダイナマイトとみられる爆発物が5つも仕掛けられてていた。そしてそこに組織から声明文が置かれていた。要求はアフガニスタンに送っているフランス部隊を撤退させよ!さもないと次は警告なしに爆破するぞ!と書かれていたらしい。

色んな協定や国々の事情の調整などで、何かとこういうことに協力をしていかなくてはいけない現状。日本のインド洋や今日までのイラクでの自衛隊の任務にしかり、これからはきっとアフガニスタンでの何らかの形での日本側からの援助をアメリカから求められるだろう。

だけどこんな世界になってきたのには、どうやってもアメリカをはずしてはモノは見られない。アメリカ側にもいろんな事情があるだろう。それはわかる。だけどブッシュ政権に対しては個人的には否定の目でしか見ることができない。こうやってテロから世界中がおびえる世に加速させたのはブッシュだと私は思っている。

そんな彼がもうすぐ任期を終える。数ヶ月前にあった国連での最後の彼の挨拶・・・かなり寂しい、惨めな終わり方だった。そして今回、ブッシュが大統領の任期中、最後のイラクを訪問してイラクの首相と最後の会談をし、記者会見をしている時に突然、ブッシュの元に靴が投げつけられた。

自分の履いてる靴を投げつけたのはその場にいたイラク人の記者。ブッシュ大統領は犬め!呼ばわりされて彼が履いていた2足の靴が投げられたそうな。イラクでは靴を投げる行為は”最悪の屈辱”とされている上、犬呼ばわりされた。これはアラブ社会では最低の侮辱だ。

そしてその映像が全世界に発信された。年明けにはブッシュ政権からオバマ政権に変わる。ブッシュ政権にしては、クリスマス前にいろんな任務がどんどん終了していく。彼が大統領として世界のメディアに発信される数もどんどん減っていくだろう。そんな中、最後の最後でブッシュにとってはこんな屈辱的な印象を与えられた、この映像はかなり痛いだろう。

だけどこの映像を見て、今の苦しい社会、経済情勢を考えるとなんだか気持ちがちょいとスッキリした人も少なくないはずだ。

さぁ、この苦しい情勢の中、オバマ政権はどう世界に発信していくのか、楽しみでもあり怖い。悲しいことにアメリカの動きによって世界が動かされる、そんな世の中。オバマ次期大統領がどう本領を発揮してくれ、そして彼が真の意味でまともな人間でまともな行動に出てくれるか、楽しみだ。

Christkind

先日の記事でも少しふれたが、オーストリアにはサンタクロースという名の赤い服を着て、白いヒゲを生やした人物はいない。

その代わりに24日のイブの日はいい子だった子供のところに天使がクリスマスプレゼントを持ってきてくれるのだ。その天使の名がChristkind。

IMG_0614.jpgだからこの時期、子供達は皆、Christkind宛てにお手紙を書く。そして窓のところに置いておくと、知らない合間に天使が窓からやってきてこの手紙を持って帰ってくれるのだ。

もちろん、大人の私はこれを信じてる訳ではない。だけどクリ子に先日、クリスマスプレゼントはねぇ~何がいいいかなぁ??なんてクリ子の顔を見ながら話ていると、クリ子は窓のところに、何が欲しいか、リストにして置いといたらそこから選んでプレゼントするよ~!ってことだったので、今日、ドイツ語で欲しいものリストとどれだけ私が今年、いい子にしていたか?アピールする文を書いて窓においておいた。

さてさて、クリ子天使はちゃんとこれを取りにきてくれるかな??そして4つお願いした中のどれが届けられるかはイブの日のお楽しみ!

クリ子は今年はパジャマが欲しいそうな。それぐらいだったらなんぼでもプレゼントしますわよ~!!