今日は訳があってウィーンの食の台所、ナッシュマルクトに立ち寄った。久しぶりの市場。ここにこれば大抵の食材は揃う。
まだまだ旬な牡蠣。オーストリア人も好んで生牡蠣食べるのねぇ・・・っていや、生牡蠣しか食べない?それとも他の調理法を知らない?とにかくお洒落な人達は時期がくると生牡蠣にシャンパンか白ワインみたいな組み合わせでよくレストランで食べているのを見る。今日もこのお店には寒いというのに、外に設置されたテーブルで牡蠣を食べる人達をいっぱい見かけた。
お魚もいっぱい揃っているナッシュマルクト。甘鯛やマグロ、サバ、鰯、蛸からイカ、ロブスターまでいろいろな魚介類がならぶ魚屋さん。だけどその中で一番びっくりしたのが、これ。これって数の子だよね?!それも日本と同じように塩漬けされている模様。こっちの人はこれをどうやって食べるのだろう??これで来年のお正月からは数の子をこっちで作れる?!
これ、お酢屋さん。果物からできたお酢や野菜からできたお酢。本当にいろんなお酢が並ぶ。一度、ここで気に入ったお酢を見つけて買ってみたいのだが、なんだか機会がなくっていつもお預け。
その他にもお花屋さんでは春らしい花が並び始めた。この時期はやっぱり主にチューリップかな。
だけど私が今日、欲しい気分だったのはこのお花かな。なんとも優しくって、クラシックな容姿なんだろう・・・・欲しかったのだが、あまりにも荷物が重かったので、今回は断念。ショボンとして家に帰ったら、家には花束が待っていた。クリ子が私とは別件で買い物に行っていた帰りに私に花束を買ってきてくれたのだ。よかった~あの時、このお花を買わなくて・・・お花が欲しい・・・って気持ちは伝わるんだね。今はそのお花を眺めながら、クリ子が作ってくれたアペリティフをを二人で飲み、週末の晩を堪能中~!!



そんな日の晩は魚介類をいっぱい私の為だけに頼んで、食事にあったお酒を頼んで、レストランの人とたわいない話をして好きな食べ物、好きな飲み物、好きな話をして、今日だけは私の為の好きにさせてんかぁ~って日がある。
結構これが大変なのさ。夜の8時ぐらいに雪がザクザクの山から帰宅して、体の芯まで冷えた体で、一回休んでしまうともう、晩御飯もお弁当も作りたくなくなってしまうので、服を着替えたらそのままキッチンへGo!
それはクリ子に床屋に行ってほしいからだ・・・そう、伸びきった髪を切ってほしいから。彼が最後に髪の毛をカットしに行ったのは今から1年以上も前。どんなに言ってもいい訳ばかりして髪の毛を切りにいかない。それならばとこの一年は私が彼の髪を切っていたのだが、やっぱり素人が切るには限度がある。そろそろ一度、プロに髪を切ってもらわないと、どうにもこうにも収まりがつかなくなってきた。
おいおい、トーマスがそんなこというから余計にクリ子髪の毛切りにいかへんやんかぁ・・・トーマスよ~私、アナタのそういうネタ好きやけど、今回だけは髪の毛切りに行かせてんか~!!