ウィーンのリング沿いにぽっこり楕円形のエメラルドグリーンをしたドーム型を屋根を持つバロック建築の教会を見ることができる。これがカールス教会。
このグリーンの屋根のてっぺんまで今、登れるということでクリ子と二人で行ってきた。今回、この楕円形ドームの天井画が修復の為、天井画まで階段が取り付けてあるのだ。
こんな近くで教会の天井画を見ることなど滅多にできない貴重な体験。教会の下からみた天井画はこの通り。とっても遠い存在。
さぁ~あの天井画を目指して階段を一段ずつ上がっていきますぞ。
どんどん絵に近づき、絵の迫力にただ唖然とする。色使いがとっても優しくって、柔らかい曲線。見ているだけで自分の内面がス~と落ち着いて優しい気持ちになれる。
これはオーストリアでは一人目のバロック画家、ロットマイヤーによって描かれたもの。
天井画だけではなく、ちょっとしたところまでここの教会のセンスを感じる。
教会のてっぺんから見るウィーンの街に落ちていく夕日。なんだか時間が止まったようなゆったりとした優雅な時間を久しぶりに持てた。