月: 2008年12月

実は先週末から体を壊している。金曜日のクリ子の会社の忘年会でおかしいなぁ～喉がヒリヒリするなぁ・・・と思っていたのだが、大勢の中、レストランで大きな声でいっぱい喋ったからだと思っていたが、次の朝起きたら喉に鼻に熱っぽく・・・これはいかぬ！と思い昨日、風邪を吹っ飛ばす為にクリ子と焼肉とチゲ鍋を食べに韓国料理レストランに行ってきた。

そしてその帰り、久しぶりに2人でデートをしようということになり、カールス教会の天井画を見、そしてその後はカールス教会の前でやっているクリスマス市に出かけてた。

去年はいろんなところのクリスマス市を回ったのに、今年はほとんどどこにも行っていない。このクリスマス市も24日の午前中まででその後、すべて撤退してしまう。ってな訳で先週末しかもう行くチャンスがないのだ。

で、今回は初めてここのクリスマス市に・・・お友達から今、ウィーンではここ、カールス教会のクリスマス市が一番綺麗なんだって！って聞いてやってきたんだけど、どうだろう・・・私はベルベデーレ宮殿とかシェーンブルン宮殿のクリスマス市の方が落ち着いていて好きかな。

一つ一つ出されているお店は、芸術家達が個性豊かな一点ものなどを売っているので面白いのだが、バンドがきていたり、遊園地みたいな遊戯具が設置されてたり、ヤギやロバ達がいたりでなんだか私には賑やか過ぎた。

だけど本当に一つ、一つのお店は楽しいから、来年は平日に人のまばらな時にもう一度来てみようと思う。

さぁ～明日で仕事納め。やっとクリスマス休暇がやってきます。それまでに風邪治さなくちゃ！

ウィーンのリング沿いにぽっこり楕円形のエメラルドグリーンをしたドーム型を屋根を持つバロック建築の教会を見ることができる。これがカールス教会。

このグリーンの屋根のてっぺんまで今、登れるということでクリ子と二人で行ってきた。今回、この楕円形ドームの天井画が修復の為、天井画まで階段が取り付けてあるのだ。

こんな近くで教会の天井画を見ることなど滅多にできない貴重な体験。教会の下からみた天井画はこの通り。とっても遠い存在。

さぁ～あの天井画を目指して階段を一段ずつ上がっていきますぞ。

どんどん絵に近づき、絵の迫力にただ唖然とする。色使いがとっても優しくって、柔らかい曲線。見ているだけで自分の内面がス～と落ち着いて優しい気持ちになれる。

これはオーストリアでは一人目のバロック画家、ロットマイヤーによって描かれたもの。

天井画だけではなく、ちょっとしたところまでここの教会のセンスを感じる。

教会のてっぺんから見るウィーンの街に落ちていく夕日。なんだか時間が止まったようなゆったりとした優雅な時間を久しぶりに持てた。

今年もクリ子の会社ではクリスマスパーティー(忘年会）が催された。

私が初めてこの忘年会に参加した時は確か、従業員も10人ぐらいの小さいパーティーで、それもすべて私と同じ年代の人ばかりの内輪のパーティーでその当時、クリ子と付き合っていた私は姉を連れてこのパーティーに参加したくらい、同窓会みたいな会だった。

それが年々、会社が大きくなると共に従業員も増え、今や約35人の人達が働く会社へと発展した。それもアメリカ社、ドイツ支社、パリ支社と色んなところでこの会社の人達が働くようになり、忘年会の〆のスピーチも今までドイツ語だったのが、いつの間にかこの最近は英語へと変わってきた。

見る見るうちに従業員が増え、発展していくこの会社。一体どこまで膨れあがっていくんだろう・・・

発展するのが嬉しくもあり、初めからこの会社を知っている者としては、知らない人がどんどん増えてきて寂しくも思う。

そしてクリ子達が一緒に会社を作った仲間達にもまた新しいメンバーが増えた。こちらヨルグの子。ただいま6ヶ月。

そしてこちら、まだ3ヶ月半の赤ちゃん、セバスチャン。

こんな人で溢れ返った空気もあまりよくなさそうで騒がしいところでも何事もないような顔して寝ているこの二人。結局夜の0時ぐらいまでここにいたんじゃないかしら？？

きっと逞しい子供に育つよ！

そして会社も逞しく、そしてこれからも大きく発展していってください。今年一年本当にお疲れ様でした。 ってまだ今年の仕事が終わった訳ではなく、月曜日からまたみんな出勤なんだけどね・・・