先週末、教え子が人前で弾くというので、その会に行ってきた。クリスマスが近いこの時期、色んなところで小さなクリスマス演奏会が開かれ、子供達がそれに挙って出る。
今回は教え子三人兄弟のお父さん、司教さんが教会の横に設立されているみんなの集いの部屋でクリスマス演奏会と称して、小さな演奏会を催された。
プロテスタントの教会。みな、もちろんプロテスタントの宗教を信仰する人の集まり。無宗教なのは私とクリ子ぐらいかな?みんなそれぞれ歌を歌ったり、バイオリンを弾いたり、ピアノを弾いたり、自分が得意な分野のものを人前で演奏する。
そして演奏の合間に聖書の一部や司教さんのお教えを聞き、それぞれが考える。
そしてある時は、黒いマントをきた紳士がやってきて、子供達にクリスマスにちなんだお話を紙芝居風にして聞かせる。そしてもちろん、そこからイエス様について子供達に考えさせるようになっている。
この会、教え子がアメリカ人ってこともあり、もちろんお父さんである司教さんもアメリカの方。なのでここに来られる信者さん達はアメリカの外交官や大使の方が多い。ってことは至るところで英語。司教さんの子供達の先生ということもあり、色んなところで声をかけられるのだが、これがもちろん英語さ。相手が言っていることはわかるのだが、自分が口から出てくるのはモグモグと口を動かすことしかできない、ドイツ語と英語の混じったような意味のわからない言葉・・・あ~、英語・・・勉強しなくちゃなぁ・・・
だけど去年に引き続き楽しい会だった。この司教さん家族とは仲良くさせてもらっていて、とっても気が合うのだ。生徒のお父さん、お母さんっていうよりお友達に近いかな。今回、クリ子は写真係をボランティアで引き受け、みんなの写真をいっぱい撮ってましたとさ。
毎年のことながら、とっても心の温まる素敵なクリスマス会でした。