疲れた日の晩には・・・

クリスマスまで後10日。クリスマスと聞いて何が大変かというとそれは、プレゼント選び。日本でいうお正月に近いものなので、この日は家族、そして親戚中が集まるってことでプレゼント選びも大変。だって全員に何か用意しなくてはいけないんだもん。

IMG_10596.jpg来週末は用事が詰まっている為、買い物ができるのは今日しかないと考え、今日はクリ子とクリスマスプレゼント選び。何軒お店を回ったことか・・・

そんな疲れた日の晩はもう何も作る気がしないので、簡単にジャガイモをオーブンで焼いて、その上にベーコンとタマネギ、マッシュルームを炒めたものに新鮮なパセリをふりかたものをのっけ、その上にチーズソースをかけたものを作った。ジャガイモが美味しい国。ホクホクしていて、甘味があってとっても美味しい。

これ一品んだけでもお腹が結構膨れるので、簡単に晩御飯が済ませられる。ってこんなのたまに食べるから美味しいだけど・・・

IMG_5817_01.jpgそんな買い物に疲れた理由の一つ。高速で1時間ほど車を走らせ、買いに行ったもの。それはワイン。いつもお世話になっているワイン農家のところに、だいぶ寂しくなってきた私達のワインせラーを満たす為にワインの調達に行ってきたのだ。クリ子のじいちゃんやお父さんのクリスマスプレゼントにもなるからね。

IMG_5819_01.jpg地元でしか売っていない小さなワイン農家なのだが、今年はオーストリアのワインのコンクールで2つも賞を取ったらしい。これで世に知れ渡るのかぁ・・と思うとその前からここのワインを気に入って頂いていた自分達のワインに対する舌が間違ってなかったんだぁ・・・って喜びと、誰も知らない自分達だけの秘密のワイン農家が、みんなに知れ渡って有名になっていくという寂しさがある。

何はともあれ美味しいワインを安くでもとめられるはとっても嬉しいことだ。有名になってもお願いだから値段をあげないで欲しいと切実に願うがどうだろう??

あと10日の辛抱!!

やっぱり暮れっというのはどこでも忙しいらしい。仕事もプライベートも、雑用もいっぱいいっぱいで皆、フウフウ言いながら毎日を過ごしているのが現状だろう・・・

そして私達もその一人。毎日が目まぐるしく過ぎていき、心身ともに悲鳴をあげだしている。だけど後、10日ちょい頑張ればクリスマス休暇がやってくるのだと思うと、毎日、それを掛け声して頑張れるから不思議だ。

IMG_10270.jpgクリ子が毎朝仕事に行く前のセレモニー?”クリスマスまで後・・・日。今日も頑張ろう~!そして頑張ってね!(これ、私に言っている・・)ファイト~オ~!!(ここだけ日本語)”っと掛け声をかけてくる。そんなハイテンションのクリ子につけない私でもこの掛け声に応えてやらなくてはいけない。気のない声で”オ~!”というのが、私達のこの最近の一日の始まりの日課。

クリスマスまであと12日。みな頑張るのだ~!

仕事がこの最近、大変忙しく体がボロボロになっているクリ子・・・変なところで風邪やインフルエンザーをもらってきたら私達、二人とも共倒れだ~ってな不安があるので、どんなに遅くても疲れていてもクリ子に晩御飯だけは無理にでも食べてもらうようにしている。

今日はササミのパプリカ、バジルのカレー風味の生クリーム仕立てのソースにサラダ。そしてクリ子ご希望でパンも・・・。

こんな風に夜の11時からの食事にお弁当作り・・・結構、私にとってもしんどい。だけどこれも後10日ほどの辛抱さ。なんて希望が見えてくると作るのも苦にならなくなってくるのが人間に心理ってもんだ。

クリスマス会

先週末、教え子が人前で弾くというので、その会に行ってきた。クリスマスが近いこの時期、色んなところで小さなクリスマス演奏会が開かれ、子供達がそれに挙って出る。

IMG_10301.jpg今回は教え子三人兄弟のお父さん、司教さんが教会の横に設立されているみんなの集いの部屋でクリスマス演奏会と称して、小さな演奏会を催された。

IMG_10357.jpgプロテスタントの教会。みな、もちろんプロテスタントの宗教を信仰する人の集まり。無宗教なのは私とクリ子ぐらいかな?みんなそれぞれ歌を歌ったり、バイオリンを弾いたり、ピアノを弾いたり、自分が得意な分野のものを人前で演奏する。

IMG_10331.jpgそして演奏の合間に聖書の一部や司教さんのお教えを聞き、それぞれが考える。

IMG_10364.jpgそしてある時は、黒いマントをきた紳士がやってきて、子供達にクリスマスにちなんだお話を紙芝居風にして聞かせる。そしてもちろん、そこからイエス様について子供達に考えさせるようになっている。

IMG_10344.jpgこの会、教え子がアメリカ人ってこともあり、もちろんお父さんである司教さんもアメリカの方。なのでここに来られる信者さん達はアメリカの外交官や大使の方が多い。ってことは至るところで英語。司教さんの子供達の先生ということもあり、色んなところで声をかけられるのだが、これがもちろん英語さ。相手が言っていることはわかるのだが、自分が口から出てくるのはモグモグと口を動かすことしかできない、ドイツ語と英語の混じったような意味のわからない言葉・・・あ~、英語・・・勉強しなくちゃなぁ・・・

IMG_10462.jpgだけど去年に引き続き楽しい会だった。この司教さん家族とは仲良くさせてもらっていて、とっても気が合うのだ。生徒のお父さん、お母さんっていうよりお友達に近いかな。今回、クリ子は写真係をボランティアで引き受け、みんなの写真をいっぱい撮ってましたとさ。

毎年のことながら、とっても心の温まる素敵なクリスマス会でした。