そんな訳で(昨日の話の続き)、この日は魚介類を食べにレストランに行ってきた。と行ってもこの日は晩の9時前までダンス教室が入っていた為、、それが終わってから街の中心街に行くのはちょっと億劫だったので近場で。
フォルクスオーパーの近くにあるイタリアレストラン。この周辺、イタリアレストランが多い為、めぼしいところは制覇していたのだが、ここはいつも気になりながら、まだ踏みいれていなかった領域。ってな訳で今回はこのレストランに。
まずはワインのチョイスから。この日はダンス教室の休憩時間に二人でビールを飲んでいたので、グラスワインにしようと思っていたのだが・・ここがクリ子の計らい。この娘には今日はボトルでワインを頼むべし!とのインスピレーションがあったのか、イタリアのトスカーナ地方の白ワインのフルボトルを彼は注文した。
そうなのよ・・・グラスワインでちょびちょび頼むより、初めから、銀の入れ物に氷水に冷やされた白ワインのボトルをド~ンと用意してもらうだけで女心ってなんだか嬉しいのよ。
そしてその後は前菜にサケのカルパッチョ。メニューを見た時にはこの組み合わせがとっても美味しく私の中でイメージされたのだが、実際出てきたお料理には・・こうきましたかぁ・・・とちょっと残念な結果だった。サケがどうやってもちょっと生臭かったのが、どうにもね。
そしてクリ子はこれをちょいと味見しただけで僕はもういいといい・・・カボチャのスープへと移動。これが悔しいことに味見させてもらったがとっても美味しかったのさ~!なんでイタリアレストランでカボチャのスープさ!と思ったけれど、これはいけた。
そしてその後私はひたすら・・・魚介類を探し、本当はオマールエビをイメージしていたのんだが、そんなものはここになく・・・エビのガーリックソース焼き。おおき~い、伊勢エビやオマールエビには見かけも味も劣るかもしれないけれど、これはこれでとっても甘くって美味しい一品だった。(オーストリアで魚介類の美味しい物を食べるのはなかなか難しい・・・何故??て。それはオーストリアは海に面してないからです)
そして明けても暮れてもクリ子はイタリアンと言われれば、ピザ。それもいつもこの組み合わせ。なんでだよ~折角ちゃんとしたレストランに来たのに、ここでこれを頼まなくても・・と思うのだが、彼が食べたいんだもんね、口出すわけにはいきません!って私の顔はなんでだよ~!と言っていたに違いない!!
味は格別いいって訳ではなかったけれど、何よりサービスがちゃんと行き届いていた。グラスのワインがなくなりそうになったら、その度にちゃんと見計らってワインを注ぎにきてくれる。決してお客にそれはさせない。そしてかゆいとこころまでサービスが行き届く、私達がお店から出るまでサービスが行き届いていたオーストリアの中級レストラン。これはなかなかのものではないか?と思う。
ちょくちょく来ようとは思わないが、今後もたまに訪れようかな?と思うようなそんなレストランでした。