なんとか運送屋さんが来るまでに間に合った引越しの準備。仕事の後に引越しの準備をするもんだから全然思うようにスムーズにことが運ばず、毎晩夜中まで車で移動して、壊したり組み立てたりしても夜の限られた時間だけじゃ、もちろんのことながら間に合わない。
今朝もまだ外が暗い時間から起きて、運送屋さんに運んでもらう家具を分解し、掃除をし、どうにか朝８時の運送屋さんのピンポンにセーフ！どうにか間に合った。
今回運んだのは自分達では運べないピアノ、洗濯機、棚、ソファーの７点だけ。これだけでも一仕事。新しい家に運び終えると、クリ子は僕・・仕事行ってくるわぁ・・・。とほざく。
なんやと～！私はアンタに言われ、一日空けたというのに、キミは今から仕事やと！どうするねん！後の仕事。運ばれソファーとか棚はバラバラのままやし、今住んでる家の方は家具動かしたから埃とぐちゃぐちゃになってるし、これを一人で全部やれやと！
生まれてはじめて怒鳴ったのがこれで、また気づけば手が出そうだったのもこれがはじめて。でもどうしても仕事を金曜日までに終えなくてはいけないらしく、あえなくクリ子は仕事へ・・・。残された私は一人で両方の家を片付けるんだけど、一人じゃ進まん。男手が必要なんじゃ！うちは！
結局クリ子の仕事が一段落ついて帰ってくるまで荷物をまとめ、また新居と今の家を２往復。そして片付けて掃除して・・気づけば夜中の１２時・・・。明日も朝から仕事だからとりあえず家に帰ってご飯を食べて、その後また仕事をしよう～！って毎日がこの繰り返し。
夜中に作る晩御飯。そしてクリ子の次の日のお弁当の下ごしらえ。”明日はオムライスでいい？”と聞いたら、調子にのったクリ子の返事は、”デミグラスソースがけ？？”
なんやと～！！一日中、動き回って夜中に晩御飯とお弁当まで用意してるというのに、その上そんなことをキミは望むか？！もうしらん！！勝手にしてくれ！
ってこんな毎日のやりとり・・・早く引越し終わらんかな？ちなみに明日は仕事の後、キッチンの資材が運ばれるらしい。これが終わるのが夜の９時頃。それが終わったら家に帰ってベットの解体をして、ベットの下の木とマットレスを新居に運び、それからまた今度は組み立て・・・諸々・・・・あら気の遠くなりそうな話だわぁ～。でも仕方ない。ベット一式買うお金ももうないんだもん。とりあえず使えるものは持っていって、手間がかかってもそれで生活するしかないのさ！ハハハハハ~もう私、やけっぱち？！
でもいいの、エネルギー源がここにあるから。日曜日の夕方にクリ子のじいちゃんが、庭で採れたプラムを持ってきてくれた。本当はジャムしようと思ってたんだけど、そんな時間はなかったので、毎日これを疲れたら食べてるんだけど、見栄えは悪いけれど今年のプラム、実が大きくてとっても甘くて美味しい！じぃ～ちゃん、ありがとう！私はこれで生き延びてるゼ！
今日も一日頑張ってみたけれど、やっぱり二人だけじゃ、なかなか進まないねぇ・・・。どうなることやら・・・でもどうにかなるような気もする焦りとええねん、ゆったりすれば・・という自分が交差する複雑な乙女心？