アパートメントを選ぶわけ

日本は8月も終わるというのにまだ猛暑。だけどこちらウィーンはまだ8月の終わりだというのに、もう気温9度。シトシト降る雨の中の気温9度は寒いです。秋の到来をイヤでも思い知らされる日。先週まで39度の世界にいた私達にとってこの30度の気温差での生活は正直言って、体に堪えます。

な~んて寒い一日だったウィーン。先週まで行っていたバカンスの写真を見ると、日差しの入り加減が暖かそうで、なんだか懐かしい。

こんな素朴なサラダでも、暑い時に食べると体がすごく欲してておいしい。これらすべて私達が自分達で今回旅した間に宿泊先で作ったもの。私達は基本的に3泊以上一定のところに宿泊する場合、ホテルではなくアパートメントタイプのところを選ぶ。

それはまずホテルより間取りが広いこと。普通のホテルだと長期滞在の場合、部屋の狭さが気になってくる。そこで私達が選ぶのがアパートメント。大抵キッチン、居間、寝室、そしてバスルームがついているタイプが多いのだが、今回泊まったところは寝室が二つ。そして夏の旅に欠かせないのがバルコニー。やっぱりバルコニーがあるのとないのとでは開放感が違う。それで全部で大体80平米。これだけあると用途によって部屋を使い分けられるので、生活にメリハリができて過ごしやすい。

そしてもう一つ大きなメリットは、好きな時に自分達のあった料理が食べられること。基本的に料理をするのが好きな私達にとって、その地の市場やスーパーの食材を見るのはとても楽しみなこと。ウィーンから用意していったこだわったオリーブオイルや塩、胡椒などの調味料をつかって旅先の土地で作られたワインや食材を自分達の目で見て買って調理する。簡単な料理なんだけど、やっぱりそこで作られた新鮮なものはそれだけで美味しい。

朝食だけは今回、宿泊先でいつも用意して頂いて、後は好きな時間にお腹がすいた時に自分達の気分で今日は、この料理を作ろうとか、日に当たりすぎたからビタミンたっぷりの野菜に果物をいっぱい摂ろ~うなんて言いながら、自分達のペースで食事ができるのが気楽でいい。

私達は今回、昼だけ自分達で作り、夜は街にお腹が空いている時は食べに、そうでない時は飲みに・・・そうやってバカンスの間も胃がもたれないように、自分達で体のコントロールをしながらバカンスをより楽しむ工夫をした。

ホテルよりも値段もかなりリーズナブルだし、いつもホテルで決められた朝食や夕食の時間に合わせて行動するストレスもないし、私達にとってはアパートメント暮らしはとても快適なもの。

私達にとって夏と冬のバカンスには欠かせない生活のスタイルです。

夕暮れのお散歩(クロアチア)

いつも腹時計がグゥーグゥー言い出す昼の3時ぐらいに海から引き上げてきていた私達。一体、夕日が沈む頃の海はどんなんなんだろう??とある日腑と思い、夕日が沈むような頃を狙って海岸沿いを歩いてみた。

私達の宿泊先から街の旧市街まではおよそ8㌔。一時間ちょっとのコース。夕日の移り変わりを見ながらするお散歩。

これはここを訪れた観光客達が遊んで作っていったものなんだろうけれど、その後ろに沈んでいく太陽がなんとも言えない。

景色も少しずつ変化していくので、歩いていてとっても楽しい。何よりこんなに美しい景色を見ながら歩いていると8キロっていう距離はアッという間。

海岸沿いにもローマ時代の名残が残っていて、あ!こんなところにも!!っていう発見が嬉しい。

こんな素晴らしい景色が待っているのに、ここを散歩している人はわずか。それもみんなめいめい、本を読んだり、ボケ~と空を眺めていたり、静か~にこの風景の余韻に浸っている。

船がゆっくりと向こう岸に向かって進んでいく光景を眺めてるとなんてのどかなんだろう・・

海岸から見る景色に見惚れながら歩いているうちにいつの間にか街に着いた。この日は歩行距離10キロを十に越しているけれど、そんな疲れを感じさせないぐらい素晴らしい景色を自分の目で、そして心で見ることができた。

アドリア海 (クロアチア)

ウィーンはすっかり秋めいてきた今日この頃。空の高さもちょっと張り詰めた空気も秋の到来を告げている。明後日は最高気温が13度までしか上がらないなんて聞くと、いよいよかぁ・・なんてちょいと暗くなってしまう。3日前までのクロアチアとの気温の差に体がついていかず、今日なんかは温泉に行って体を温めてきたほど。いや~クロアチアの暑さが懐かしいです!

って話はクロアチア旅行に戻って、クロアチアの海と言われるとほとんどの人が水は綺麗で美しいんだけど、海辺は岩がごつごつで砂浜がないのがねぇ・・・っとイメージする人が多いのでは?

そうです!クロアチアの海辺はほとんどが岩で歩くのが痛い・・・。そして砂浜で寝そべるようなところはほとんどありません。今回が2回目のクロアチア・アドリア海旅行。でもね、それでもこの海にはなんとも惹きつけられる魅力があるのよ・・・。

やっぱり海、そして景色が綺麗なことかな?ギリシャの海もイタリアの海もいろんな海を体験したけれど、でもクロアチアの海はやっぱり私にとっては捨てがたい!もちろん、小さい子連れさんには向いてはいないのは確かだけど・・・。

クロアチアに着いて2日目までは海も穏やかでとても快適な海生活を送ったのですが、3日目から満潮になったせいか海面水位は上がるし、波も荒くなり泳ぐのはなかなか大変。それでもちょっと休んだら、また海に入りにいきたくなるのよねぇ・・・。

って荒波な為、ここからみんな飛び込んでいたんだけど、それにはかなりの勇気がいる。ウィーンに帰ってきてから気づいたこと・・・それは、上半身が打ち身のように胸から腕からお腹まで痛かった。きっと荒波に打たれながら泳いだせい・・・。

この最近はハリウッド俳優なんかにもクロアチアの海は人気があるようで、色んな新聞やニュースであの人、この人がクロアチアのここに別荘を買った~なんていうのがよく載っているぐらい、やっぱり人気が高いリゾート地。

あ~また行きたい!!