雪山でのビールを求めて旅に出よう!!

今年の冬は暖冬なのか、ウィーンにはまだ一度も雪が降ってません。気温も8度ぐらい。なんとも温かい冬です。

クリスマス明けに姉と3人で旅に出かけたのですが、どこも雪なんてないだろうなぁ・・・、だってスキー場に今年は雪が積もってなくて、スキー客が集まらない!!なんてニュース読んだばっかりだし・・・なんて雪山をほぼ期待もしずに行ったら、なんとシュタイヤーマルク州に入ったくらいから一面、雪、雪、雪。

お~雪を諦めていただけにすごく嬉しかった。今回、私達が行ったところはシュタイヤーマルク州とザルツブルグ州との境にある、Altaussee.

小さい村なんですが、スキー客やハイキング客で賑わってました。雪不足なんて聞いてましたが、ここは違うようです。もう一面雪だらけ。

雪山をちょいとハイキング。あまりにも景色とお天気がいいので、太陽が傾かない限りずっと歩いていたい気分。若干一名を除いてはね。(笑)

まさかこんなに雪があるとは思っていなかったので、雪山用の靴を持ってこなかったクリ子。普通のロングブーツにズボン、靴下一枚という格好で山を登ろうとしていたので、クリ子~お願いだから、タイツだけは履いていっておくれ!!と頼んだところ、タイツに穴があいて歩きにくいから嫌らしい・・・。優しい妻、クリ子に自分が履いてるタイツを伸びるの覚悟で渡し、良き妻は我がまま夫の穴あきタイツを履かされる羽目に・・・。

でもタイツなんて要らないぐらいいいお天気で温かい一日でした。山の上で姉、念願のビールタイム。雪山の景色が一望できるテラスでまずはビール。歩いた後のこの自然の中で飲むビールは最高。そしてでもビールだけじゃ、なんともお口が冷たいのでトマトスープ。

姉が頼んだウインナーシュニッツェル。もちろんビールとね。これを山の上で食べたら美味しくないわけがない。

よかったね。晴れて!!そして雪があって!!クサの日本での行いがよかったんだよ・・・なんて言っていたのですが、お天気がよかったのはこの一日だけ・・(泣)ま、念願のビールもテラスで飲めたし、ヨシ!としてくだされ。

デザートにオーストリアではポピュラーなカイザーシュマーレン。

もちろん甘いデザートにはコーヒーもお忘れなく。

お腹もいっぱいになったことだし、ゆっくりと山を下りることにしますかぁ・・。Myソリを持ってこればよかったっ後悔するぐらい帰り道、ソリするにはもってこいな道。Myソリよ、何故キミはウィーンにお留守番??

クリスマスディナー

毎年、クリスマスの日は我が家でクリ子と手料理を食べることにしてるのですが、今年はバレエの後だったので、比較的簡単に出来るものにしました。

バレエを観に行く前に、お腹がすいてはいけないと思いお稲荷さんを作って出したら、姉に”今からバレエ観に行く前にお稲荷さんはなんか雰囲気が違う・・・”と言われてしまいました。カナッペか何かが食べたかったと思われる。そんな訳で、夜は必然的と西洋料理に・・・。<前菜>鯛のマリネ・柚子胡椒風味、スモークサーモンの蜂蜜ゼンフ添え

<スープ>クリ子にスープなないの??と言われてしまい、急遽作ったサーモンのスープ・ディル添え。海老の殻で出汁を出して、それに余っていたスモークサーモンと牛乳、風味づけにバターを少しいれて漉したもの。

<魚料理>ホタテと海老の天ぷら、デジョンソース・バルサミコ添え。ホタテと海老を天ぷらにして、その下にケッパーとデジョンマスタード、生クリーム、レモンなんかで作ったソースをひいて、周りにバルサミコ酢をかけたもの。

ここまではゼクト(スパークリングワイン)を合わせて頂いて、その後はカルフォルニア産の16年ものの赤ワインを頂きました。これをカラフェに入れて空気を含ませて、ワインが滑らかになるのを待ちます。このワイン、姉がウィーンに住んでいた時に買ったものなのですが、機会がなくまだ飲んでいず、彼女が今度ウィーンに来た時には必ず3人で飲もうと決めていたんです。カルフォルニアワインであまり好きではなかったのですが、さすが16年もの。これは美味しかった!!

<肉料理>牛のタリアータ、レモンリゾット添え。肉料理は毎年、クリ子の仕事なので、牛をグリルしてもらいました。そして付け合せにレモン風味の軽いリゾット。

<デザート>これまたクリ子の出番、クレームブリュレ。彼のクレームブリュレは丁寧に作ってあるのでとっても美味しい。でも私は個人的にあっさりした方が好きなので、最後にお砂糖をグリルしないのも好き。

最後は食後のエスプレッソ。簡単にできて、ちょっと華やかな料理。うんうん、これでいいのさ、我が家は・・・。(笑)来年はもうちょっと凝った料理を作ろっと!!

25日は国立オペラ座へ

25日のクリスマスの日は、一日ゆったりとしたかったので3人で国立オペラ座にバレエを見に行って来ました。

バレエを見たいと思いたったのが、12月はじめだったのでその時点でチケットを探してもほとんど完売。唯一残っていたのがお一人8ユーロ席。

ほとんど見れなくても8ユーロなら・・・と思っていったのですが、これが十分すぎるぐらいしっかりと見れました。今回、見た演目は”眠れる森の美女”。

年末から年始にやっている演目で、話の筋も知ってるので分かりやすいかと思っていったのですが、舞台、衣装ともにすごく凝っていてとっても楽しかった。

ちょっとこの日はお洒落をして、昼間に国立オペラ座でバレイを観て、休憩時間にワインなんかを飲むのが夢だったので、なんともいい気分。

やっぱり国立オペラ座は華やかで、そして品があっていい。平日は仕事があって、なかなか来れないけれど、こうやって機会があったら今年はどんどんオペラも見に行きたいな。(この最近、クリ子がオペラにも興味を示し出してくれたのも、いいきっかけかも)

さぁ・・・夜はクリスマスディナーだよ。家帰って、ワタクシの出番!!