この最近のウィーンはなんだか夏日が戻ってきたように暖かい。気温も30℃近くまで上がり、クリ子なんかは会社で昨日もお昼ご飯にみんなでバーベキューをしたそうな。
暑すぎず、また寒すぎず、とても過ごしやすい気候だ。だけどそれでも日がかけるとグンと気温も下がり、肌寒い。
だけど、冬が長いウィーンでは今年最後となるかもしれない外カフェに皆、夢中。どうか風邪をひかんでくれよ~!!
ウィーンでの私生活で見たもの、感じたものを綴るOyumichen日記
この最近のウィーンはなんだか夏日が戻ってきたように暖かい。気温も30℃近くまで上がり、クリ子なんかは会社で昨日もお昼ご飯にみんなでバーベキューをしたそうな。
暑すぎず、また寒すぎず、とても過ごしやすい気候だ。だけどそれでも日がかけるとグンと気温も下がり、肌寒い。
だけど、冬が長いウィーンでは今年最後となるかもしれない外カフェに皆、夢中。どうか風邪をひかんでくれよ~!!
三週間近く滞在していた今回の日本帰国。いよいよブログにアップするのもこれで最後。主に故郷である京都に滞在していたのだが、その間、このブログに載せたところ以外にも色んなところに行かせてもらった。
やはり自分の故郷だから贔屓するわけではなく、純粋に京都という場所は素晴らしい。そんなことを改めて感じさせてもらった今回の日本滞在。
ブログで紹介しなかった一部をここで振り返ってみよう。梅雨明けが遅かったこともあり、7月終わりでも苔がすごく青々として美しかった。(写真・三千院)
苔と砂利とのコントラストが美しい日本の芸術。手入れが行き届いた庭。枯葉一枚も落ちていない。こんな細やかなところにも気が配れるのはやっぱり日本人だけじゃないかな?(写真・三千院)
でも苔の美しさ、そして面白さはここがやっぱり一番かな。ここのお寺には本当に色んな種類の苔が生息していました。 (写真・苔寺)
こんなもこもこした苔。なんかユーモアがあって面白い。(写真・苔寺)
ここの先に何かあるのかワクワクさせてくれるそんな階段。この曲線にも日本人のしなやかさが反映されている。(写真・寂光院)
幹がすごく立派で樹齢700年の五葉の松は、松の全体像が見えないぐらい大きさ。(写真・宝泉院)
やっぱり京都の夏の鴨川と言われれば、この風景ではないでしょうか?この時期だけだされる床と川べりに等間隔に座るカップル達。私が学生だった頃と何一つ変わらない風景。なんだかホッとする。この床が片付けられる頃に京都の夏も終わっていく・・・
今回の滞在もいろんなものを見て、感じて、食べて、本当に色んな貴重な体験をさせてもらいました。これを持って日本の滞在 2009・夏の陣は終わらせて頂きます。
京都の洛西の奥山に善峯寺という天台宗のお寺がある。
1029年に創建されたとても歴史が長いお寺だが、応仁の乱に巻き込まれ、ここも消失した為、今あるものは江戸時代に桂昌院の寄付によって再興されたもの。
かなりマイナーなお寺で、車で行くのも一苦労。離合ができないぐらい細い道を登っていくとそのお寺は見えてくる。
何故、私達が今回ここに足を運んだかというと、ここに日本一長いと言われる松があるからだ。外国人の男性は大抵、松が大好きだ。整った形に刈られた松を見ては美しいと皆、声を揃えて言う。そしてクリ子もその一人。
そう、クリ子が今回、インターネットでこのお寺を見つけてきたのです。Oyumiche~n,日本一長い松が京都の山奥にあるの知ってた??僕、ここに行ってみたいんだけど・・・
はいはい、分かりました。もう京都の有名どころはアナタも見尽くしてきたから、じゃあ、一度、ここへ行ってみようかぁ。
ここ、山奥にあるだけでなく、お寺に入ってからもちょっとした山登りのように勾配が激しく、かなりの運動量。
さぁ・・皆さん、ご覧下さい。この松を・・・・写真一枚の中には収めきれなかったので、三枚に分けて撮ってみました。これがこの松の幹の部分。
全長、54mあった松は10年ほど前に虫の被害に合い、15mあまり切断された。それでも十分に長い。手入れが行き渡っていてとても美しい。盆栽のように段々畑のようになってる姿より、私一個人としてはこのように羽をゆったりと延ばしたような優雅なこの姿の方が好きかな。どちらかというと女性的な松。
この他にもここのお庭は山の自然な斜面や景色を活かした素晴らしいもので、また山の上ということもあり、空気が済んでいてともて気持ちがいい。
紅葉の時期には沢山の観光客が訪れるらしいが、それ以外の時期は限られた観光客しか来ないので、とてもひっそりとした静かなお寺。もし興味がある方は、ちょっと交通の便が不便ですが一度、訪れてみられてはどうでしょうか?京都のまた違った角度からお寺が見られること間違いなし。