監禁生活脱出!

やっと昨日、9日ぶりに家に戻って参りました。行き先はこちら。

この写真だけでわかる方はウィーンのことをかなりご存知でいらっしゃる。そう、ここはウィーン大学総合病院。はい、ここに入院していました。

9月3日に入院をし、翌朝一番で手術をうけ、それから長くて辛い日々が続きました。正直、簡単な手術だと聞いていたので、かなり手術をなめていて、すぐよくなるものとばかり思っていたら、手術後数日はろくに歩くことも喋ることもできず、同じ日に手術をした人達がどんどん回復していくのを尻目に、私は焦るばかりでなかなか普通の生活に戻れない。

その上、クリ子の仕事も超多忙な時期と重なってしまい、彼の帰宅は朝の2時すぎ。看病どころか、仕事の合間に30分ほど病院に顔を出してくれる彼自身がボロボロの病人みたいで、病人が病人を見舞っているといったようにきっと映っていたのだろう。

手術後はあまりにも気が利かないクリ子に腹が立ち喧嘩にもなったけれど、どうにか二人ともこの大変な時を乗り越えることができました。

私の方はまだめまいや痛みが残り、普通の生活ができるまではまだまだ時間がかかりそうですが、来週からは新しい治療が始まり、その副作用で吐き気やめまいなどが伴う可能性があるみたいなので、せめて今週末だけはクリ子と二人でゆったりと家で休養しようと思います。

最後になりましたが、入院中、私を心配して毎日仕事帰りに顔を出しに来てくれた親友のウリ、それから色々と忙しいのに、私の寂しさを紛らわす為にといつも楽しい話を持ってお見舞いに来てくれたクリママ、そして病院の料理が口に合わないだろうといつも気を利かせておにぎりや炊き込み御飯などを持ってきてくれたDちゃん。3人がいてくれたから、今回乗り越えられたと言っても過言じゃないぐらい、人生で初めての入院、そして手術、精神的に救われました。クリ子が仕事でこれない代わりにといっぱいいっぱい3人から愛情を頂きました。心から感謝しています。本当にありがとう~!!

入院生活についてはまた後日、体調と相談しながらアップさせて頂きます。