千条の滝(八ヶ岳・滝巡り)

美し森の近くに、広大に広がる苔の上に流れる水が美しいと言われる千条の滝があったはずだった。その写真を見ていると息を呑むほど美しく、一度は訪れてみたいという気持ちにさせられる。

じゃあ、滝巡り第二弾、今度はここに行ってみようと、朝からおにぎりを握り、ハイキングに備えて出かけた。姉が買ったというガイドブックと共に。(そこには千条の滝の地図が載っている)

しばらく歩き、川らしいものが出てきた。なぁなぁ・・地図にはこの辺に千条の滝ってあるんと違ったっけ?どこにも滝らしいもんないけど・・・・

クリ子によると、姉のガイドブックと、他の詳しい地図とを照らしあわせて、ここら辺に千条の滝があることを突き止めたらしいのだが、その地図には滝としか書いてない。

そういや、あれ?ここに入る前の地図が載った看板には、滝って表示もなかったけど??一体どうなってるん??ほんまにここであってるん??

まぁ~いいやん、ここになかったとしても、ここまで来る価値はあったんやから・・まぁ~お弁当のおにぎりでも食べて、考えよう~・・・・

なんて会話をしていた。私達。諦め始めたその時、Harikiri Girlこと、母は、折角やから私もうちょっと先見てくる・・・と言って、歩き始めた。その2分後、あった~!!滝があった~!!という言う声が響きわたる。

そこには、落石で滝が半分以上なくなってしまったという案内の看板が立っていた。それゆえにもう、昔のような美しさが見られない為、千条の滝と名乗ることもなくなってしまった、なんとも悲しい滝。j本来の滝の半分以上が崩壊してしまったとしても、それでも十分に美しい滝。

自然の作りだす美しい風景、そしてまた自然が作りだす自然の果かなさ。そんなことを考えさせられる滝、千条の滝。今は千条の滝と言われることはなくなってしまったが、十分に美しさはまだ健在。もしご興味のある方は一度、こちらに足を運んでみてください。

ここはどこ?

なんだか見たことのあるような、ないようなそんな風景。

牛は放牧されていて、道を歩く者からすれば、なんだか牛に睨み付けられているようで、怖くてそそくさと失礼しやした~と逃げたくなる、そんな牛が住民、私達がよそ者。

山の景色もなかなかワイルド。さぁ~ここはどこ?オーストリア?それとも日本??

あれ?!こんなところに一見、カールおじさんのように見える、カールお嬢ちゃんが微笑んで、”待って~暑い・・歩くのきらい~”とマイペースに歩いている人がいるってことはここはもしかして??

吐竜の滝 (八ヶ岳・滝巡り)

八ヶ岳連峰の南麓に位置する清里の近くに吐く竜の滝と書いて、”吐竜(どりゅう)の滝”と読む滝がある。

八ヶ岳にくる機会がある度に色んなところに行っているのだが、この暑い真夏でも涼しげで綺麗なところと写真集でその前の日探していたところ、ここが載っていたのだ。

この時期、八ヶ岳と言えども、暑い時は暑い。そんな中、ここは天国だ。かなり涼しい上に、子供からお年寄りまで気楽にいける、そんな所。

吐竜の滝の専用駐車場からも歩いて10分という便利さ、沢山の方がカメラを担いでこの美しい滝を一目見ようとここに来られていた。

至るところから湧き出す水は、ここ、八ヶ岳がどれだけ水が豊富なところかということを目の当たりにして見ることができる。

私達はこの後、もう少し歩きたかったので、ここから続くハイキングコースへ。

折角、吐竜の滝に行くのなら、この先のハイキングコースもかなりオススメ。ここもお子さんから年配の方までちゃんとした靴さえ履いていれば、気軽にいけます。ここはかなり癒されます・・・