ネネの成長(生後15ヶ月)

今回の日本滞在で一番びっくりしたのが姪っ子ネネの成長ぶり。最後にあったのが去年の夏だからおよそ10ヶ月ぶりの再会。

この時期の幼児の成長ってすごいのね。写真じゃ、まだ頭がつるピカちゃんなので、まだちょいと赤ん坊のようですが、実際に会うネネは、もうちゃんとした女の子でした。

去年の夏の時には、ハイハイもできなかったのに、今じゃパタパタとまるで走ってるかのように、しっかりと歩いてます。

何よりびっくりするのが彼女の表情。表情豊かになり、時には女の子らしい表情もしてくれます。

石やぬれたところ、水が好きなようでそのようなものが見つかれば、すぐそっちの方に引き寄せられるみたいで・・・・

そして大人と一緒のことがしたいようで・・・・どこから学んだのか?携帯で・・・

そうかと思えば、口のまわりにいっぱいコベコベになった竹の子の木の芽和えをつけながら、麦藁帽子をかぶってみたり・・・(何故か酒飲みのような食べ物が大好きで将来、酒飲み間違いなし!のおなごです)

人の会話も全部わかっているようで、何か聞くとちゃんとうなずいたり、首を振ったりします。こんな成長ぶりを見ていると、私のこの10ヶ月って何か変化あったっけ?なんて考えてしまいます。(あった変化と言えば、手術ぐらい??)ほんと子供の成長は早い。それだけこの時期の子供にとっては毎日がとても貴重で興味深いのでしょう。これからも元気でスクスクと天真爛漫に育っていってほしいとウィーンの叔母は思うのでありました。って何よりも私のことちゃんと覚えていてね?!

天龍寺の桜

天龍寺にはこれで何回、訪れているだろう??ってぐらい何回も見ているこの庭園。だけど春に来たのは今回が初めてでした。

いつも夏のあつ~い時期か冬のさむ~い時期(この時期にいつも一時帰国をする為)にこのお寺に来ている為、夏はセミが鳴く暑くてうだってしまいそうな季節に見る庭園は、一面、緑一色のお庭だし、冬はなんだかピーンと冷え切った時に見るお庭はなんだか時間が止まったような錯覚に陥るような静けさがある。

だけどこの桜の時期にこのお庭を眺めていると、”春はあけぼの~・・・・”なんてフレーズが頭に浮かぶぐらい、京都の淡い色彩が目の前に広がる。

ここを訪れたのが確か3月の終わり。この頃はまだ京都は寒く、桜の開花状況はまだチラホラっていうのが現状だったけれど、やっぱり枝垂れ桜は開花するのが他の桜に比べて早いのね。ここの枝垂れ桜も満開でした。

今回、これほどまでにゆっくりとお寺の中、そしてお庭を見させてもらったのは初めて。何回も来ているお寺だけど、今回また新たな発見がありました。この先は、母と姉へ。きっとお庭の勉強の為に撮ったと思われるこれらの写真。ウィーンに持って帰ってきてしまったので、ここに写真を載せておきます。

貝母の花

なんの為にだか私にはわからいけれど、理由があって写真に収められたであろう花。

恋しい日本の味

日本に帰っている期間中、毎日のように私の食べたいものだけが食卓にならんだ。(こんな我がままが許されるのは、一週間の滞在だからだろう??)

長旅からやっと思い荷物と共に駅に着いたら、そこに待っていたのは、あら?お二人?いつもは、運転手さんお一人なのに?それもお二人ともお綺麗になさって、今からどこに行くの?

トランクを車に乗せたまま、日本滞在、一回目のお食事は、疎水が流れるふもとでお蕎麦を頂き、お昼を頂いたその足で、今度は近くのお魚屋さんに。う~ん、こんな贅沢をしていいんでしょうか?いつもなら、仕事でクタクタになって帰ってきて、冷蔵庫のぞきこんで、ある材料、イコール早く使わなくちゃいけない食材で晩御飯をこしらえてる私が、お姫様のように、自分の食べたいものをリクエストして、それを作ってもらえるなんて・・・。

確か、この日は鯛のあらいとハマグリのおすまし。それと後は春を感じさせる山菜を使った使ったお料理・・・全部願いをかなえてくれる母に大感謝。

あまりにも美味しくって、写真に収めることも思いつかなかった。だんだん年と共に、日本に帰ったら、あそこのアレが食べたいとかコレが食べたいとかいう欲望が減り、何を食べてもやっぱり、母が作るものが一番だと思う、今日この頃。

そりゃ、プロの味とは違うだろう・・だけど母の心のこもった一品、一品の料理にこの最近は昔以上に美味しさと優しさを感じるのでした。2つ目までの写真までは母の料理ですが、後はここぞとばかりに食べた、伊勢での海の幸たち。(本当に美味しいものを食べたときは、食い意地の方が張ってしまい、写真なんて忘れてしまう、食い辛抱な私。どうすることもできません。この他にもい~っぱい美味しいものを頂きました!)本当に幸せでほっぺが落ちそうな日本!日本に住んでる人が羨ましいに、日本ってすばらしい!