天龍寺にはこれで何回、訪れているだろう??ってぐらい何回も見ているこの庭園。だけど春に来たのは今回が初めてでした。
いつも夏のあつ~い時期か冬のさむ~い時期(この時期にいつも一時帰国をする為)にこのお寺に来ている為、夏はセミが鳴く暑くてうだってしまいそうな季節に見る庭園は、一面、緑一色のお庭だし、冬はなんだかピーンと冷え切った時に見るお庭はなんだか時間が止まったような錯覚に陥るような静けさがある。
だけどこの桜の時期にこのお庭を眺めていると、”春はあけぼの~・・・・”なんてフレーズが頭に浮かぶぐらい、京都の淡い色彩が目の前に広がる。
ここを訪れたのが確か3月の終わり。この頃はまだ京都は寒く、桜の開花状況はまだチラホラっていうのが現状だったけれど、やっぱり枝垂れ桜は開花するのが他の桜に比べて早いのね。ここの枝垂れ桜も満開でした。
今回、これほどまでにゆっくりとお寺の中、そしてお庭を見させてもらったのは初めて。何回も来ているお寺だけど、今回また新たな発見がありました。この先は、母と姉へ。きっとお庭の勉強の為に撮ったと思われるこれらの写真。ウィーンに持って帰ってきてしまったので、ここに写真を載せておきます。
貝母の花
なんの為にだか私にはわからいけれど、理由があって写真に収められたであろう花。