Bärlauch(ベアラウフ)」の季節

今年もウィーンの森からニンニクのような匂いがしてくる季節がやってきました。これは森や山に野生で生えているBälauch(ベアラウフ)から香ってくるもの。

ベアラウフとは日本語ではラムソンというらしく、聞き慣れない名前だが、野生の西洋ニラだと思ってもらえれば、だいたい味が想像できるのではないでしょうか?

日本のニラほど香りがきつくなく、ほのかにニンニクの香りがするといったもので、調理もしやすい。ニラスープにしたり、ペーストにしてお肉やパンに塗ったりしてもいいし、お野菜やお肉をこのニラの葉っぱで巻いて蒸したり、焼いたりしてもいいし、とっても便利。

それが山や森に行けば、どこにでもこの時期生えているから採り放題。採った後の処理が大変だけど(洗ったり、汚れを落としたりするのが・・)沢山とって、すぐに使わない分は、湯がいて冷凍しておいてもいい。

さぁ~今年も気が向いたらラムソン摘みに行きますかぁ~!!ウィーンの森にはこの時期、それ以外にも沢山の花が咲き始めているので、野草や野花を見ながらお散歩をするのもこれまた楽しい!