恋しい日本の味

日本に帰っている期間中、毎日のように私の食べたいものだけが食卓にならんだ。(こんな我がままが許されるのは、一週間の滞在だからだろう??)

長旅からやっと思い荷物と共に駅に着いたら、そこに待っていたのは、あら?お二人?いつもは、運転手さんお一人なのに?それもお二人ともお綺麗になさって、今からどこに行くの?

トランクを車に乗せたまま、日本滞在、一回目のお食事は、疎水が流れるふもとでお蕎麦を頂き、お昼を頂いたその足で、今度は近くのお魚屋さんに。う~ん、こんな贅沢をしていいんでしょうか?いつもなら、仕事でクタクタになって帰ってきて、冷蔵庫のぞきこんで、ある材料、イコール早く使わなくちゃいけない食材で晩御飯をこしらえてる私が、お姫様のように、自分の食べたいものをリクエストして、それを作ってもらえるなんて・・・。

確か、この日は鯛のあらいとハマグリのおすまし。それと後は春を感じさせる山菜を使った使ったお料理・・・全部願いをかなえてくれる母に大感謝。

あまりにも美味しくって、写真に収めることも思いつかなかった。だんだん年と共に、日本に帰ったら、あそこのアレが食べたいとかコレが食べたいとかいう欲望が減り、何を食べてもやっぱり、母が作るものが一番だと思う、今日この頃。

そりゃ、プロの味とは違うだろう・・だけど母の心のこもった一品、一品の料理にこの最近は昔以上に美味しさと優しさを感じるのでした。2つ目までの写真までは母の料理ですが、後はここぞとばかりに食べた、伊勢での海の幸たち。(本当に美味しいものを食べたときは、食い意地の方が張ってしまい、写真なんて忘れてしまう、食い辛抱な私。どうすることもできません。この他にもい~っぱい美味しいものを頂きました!)本当に幸せでほっぺが落ちそうな日本!日本に住んでる人が羨ましいに、日本ってすばらしい!