New Face

私達が旅をしている間に、日本の我が家にNew Faceが誕生したという知らせが入ってきました。

お正月にだけはかかりたくないというBabyのママは頑張りました。姉達2人がオーストリアを暢気に旅している間に12月29日の晩に待望の男の子を出産。

しばらく名前が決まっていなかったこともあり、産まれたばかりの顔が指揮者のティーレマンに似てると姉におちょくられて、ウィーンではティーレマンと姉に呼れていたボーイ。

でもこの最近、やっと名前も決まったようでこれからの彼の成長が楽しみでなりません。色んなものを五感で感じ取ってスクスクと元気に成長していってくれれば、何より嬉しいものです。

写真で姪っ子や甥っ子の成長を見るのではなく、いつか会いたいものです・・・・。

Grundlsee

旅3日目、朝からこの日はずっと雪で山の上は強風な上に、マイナス7度だと聞いて、山に行くのは諦めてGrundlseeに行くことにした私達。

ここも一面雪ですが、ウィーンも昨晩からこれに負けず劣らず銀世界です。丸一日降り続けてるから子供達は大喜び。家の前の広場はソリすべり大会になってました。

本当はこの湖を一周散歩して、そしてこの先にももう一つ湖があるのですが、そこも散歩しようと行ってたのですが、この天候では諦めるしかありません。

湖のほとりから眺めるだけとなりましたが、それでも来た甲斐はあります。私達が泊まっていた村とはまた景色が違って、これも美しい。

なんだかここにしばらく居たら、いい音楽が作れそうだよ・・・っと姉に言うと、こんなところしばらくしたら寂しくなってくるわぁ・・・と言われてしまいした。

ってわけでここは寂しくなる前に?おさらばをして、姉の希望でバート・イシュルまで行くことにしました。ってバート・イシュルでは雪が雨に変わってしまいほとんどサッと見て回って後は色んなお店に入ってお土産探し。

この後は今度はザルツブルグまで足を延ばして、久しぶりにザルツブルグ観光。久しぶりに行ったザルツブルグだったけれどやっぱり素敵な街です。山に囲まれた街で昔ながらの伝統を守っていて、それでありながら新しいものも取り入れていく。なかなか上手いこと発展を遂げている街です。

ここでは懐かしい街並みを一つ、一つ見て周り、ジルベスターに向けて出ている出店なんかも観て回ったりして、楽しかった。鍛冶屋さんで名前を彫ってもらったり、イースターの卵屋さんで、いっぱい色んな卵を3人で選んだり、3人それぞれがこの街を懐かしんでいました。

観るものみたいだけ見て、楽しんで・・・・あら?お腹がすいたことない??って食いしん坊三人は今度は食事の美味しそうなところを探しに街探検。ここじゃない、あそこじゃない・・・って探し歩いて出会ったのが、小さい路地を入った隠れ家的レストラン。

本日のお料理・・・3人ともお腹ペコペコなんでガッツリと。まずはクリ子のグーラッシュ。牛をじっくり煮込んだものにゼンメルでできたお団子。まさかこんなボリューム満点なものが出てくるとは・・・。でも美味しそう!!

そして姉の鯉のフライ。私、鯉のフライはひつこくってあまり食べられないのですが、姉によるとなかなか美味しかったらしい。

私のツビーベル・ローストブラーテン。牛を煮込んだものの上に玉ねぎのカリっと炒めたもの。これ結構好きなんです。お肉がしっかり煮込んであるので、脂身が落ちてて軽いのが好き。

みんなお腹いっぱいになるまで食べて、飲んで、思い残すことはもうない?!さぁ~ゆっくりとウィーンに向けて帰るとしますか!

Bad Aussee

私達が宿泊していた村はとっても小さかったので、一日目の晩はここから車で15分ほどのところにある街、Bad Ausseeに夜の探検に行って参りました。

ザルツブルグ州に近いということもあって、ここの街も田舎というより、ちょっと洗練された感じ。

建物もザルツカンマーグートの家並みに似た色、形をしていました。

こじんまりした小さい街なのですが、それがかえって私達には可愛らしく映り、大きい街より、こじんまりした街の方が好きな私にとってはとってもホっとする街でした。

ここ、ジュエリー屋さんだったのですが、こうやって遠くから眺めていると、なんとも田舎の温かい感じがします。

ただこの街、食事ができるところが少なかった。夕食も兼ねて街探検にここに来たのですが、街の大きさ、店の数の割合に対してレストランが少ない。街をだいたい全部回ってから、やっとここなら・・・っていうレストランに出会うまでに長いことかかりました。

体も冷えてきたことだからまずはスープを。これは西洋ワサビのスープ。珍しかったので頼んだのですが、西洋ワサビのピリッとした辛さが効いていて見かけよりあっさりしていてとっても美味しかった。

珍しかったのが、姉の頼んだ魚の肝のキノコソースがけ。この量の肝を魚から摂るには一体、何匹の魚が必要だったのでしょう・・・・。味見してみましたが、なかなか美味しかった。何も言われなかったら、牛の肝だと思い込んで食べてるかも。

そしてクリ子のこれまたザ・男の一品。料理名はなんと結婚式シュニッツェルとついていたのですが、豚肉に生ハム、モッツェレラチーズ、ニンニクが挟んであって揚げてあるもの。かなりのパワフル料理なんですが、その上この量・・・かなりのボリュームです。もちろんクリ子は半分しか食べられず、後はお持ち帰り。ウィーンに帰ってきてから、すぐ冷凍して、つい最近、私が平らげました。

私は、七面鳥のラグー、ライス添え。ラグーって書いてあったから、もうちょっとなんだか凝ったものを思ってましたが、インド料理を思わせるそんな一品でした。でもこれはこれで美味しかった。

毎日、いっぱい美味しい物食べて、飲んで、綺麗なもの見て、心もお腹も満たされるそんな旅!