私達が宿泊していた村はとっても小さかったので、一日目の晩はここから車で15分ほどのところにある街、Bad Ausseeに夜の探検に行って参りました。
ザルツブルグ州に近いということもあって、ここの街も田舎というより、ちょっと洗練された感じ。
建物もザルツカンマーグートの家並みに似た色、形をしていました。
こじんまりした小さい街なのですが、それがかえって私達には可愛らしく映り、大きい街より、こじんまりした街の方が好きな私にとってはとってもホっとする街でした。
ここ、ジュエリー屋さんだったのですが、こうやって遠くから眺めていると、なんとも田舎の温かい感じがします。
ただこの街、食事ができるところが少なかった。夕食も兼ねて街探検にここに来たのですが、街の大きさ、店の数の割合に対してレストランが少ない。街をだいたい全部回ってから、やっとここなら・・・っていうレストランに出会うまでに長いことかかりました。
体も冷えてきたことだからまずはスープを。これは西洋ワサビのスープ。珍しかったので頼んだのですが、西洋ワサビのピリッとした辛さが効いていて見かけよりあっさりしていてとっても美味しかった。
珍しかったのが、姉の頼んだ魚の肝のキノコソースがけ。この量の肝を魚から摂るには一体、何匹の魚が必要だったのでしょう・・・・。味見してみましたが、なかなか美味しかった。何も言われなかったら、牛の肝だと思い込んで食べてるかも。
そしてクリ子のこれまたザ・男の一品。料理名はなんと結婚式シュニッツェルとついていたのですが、豚肉に生ハム、モッツェレラチーズ、ニンニクが挟んであって揚げてあるもの。かなりのパワフル料理なんですが、その上この量・・・かなりのボリュームです。もちろんクリ子は半分しか食べられず、後はお持ち帰り。ウィーンに帰ってきてから、すぐ冷凍して、つい最近、私が平らげました。
私は、七面鳥のラグー、ライス添え。ラグーって書いてあったから、もうちょっとなんだか凝ったものを思ってましたが、インド料理を思わせるそんな一品でした。でもこれはこれで美味しかった。
毎日、いっぱい美味しい物食べて、飲んで、綺麗なもの見て、心もお腹も満たされるそんな旅!