33 Variationen (Volkstheater)

先週末、クリ子の叔父リチャード叔父さんの名を持つゴットフリードからご招待を受けて劇を観てきました。

クラシック音楽をしている私を意識して、いつもいい演目があるとこうやって”Oyumiche~n,きっとキミにとっても魅力的で興味深い演目がやってるんだけど、観ない??”と誘ってくれるゴットフリード。滅多に電話もしないのに、こうやって私のことを覚えてくれているのがすごく嬉しい。

さて今回見た演目は、ベートーヴェンが作曲したディアベリ変奏曲を題材にした話。ディアベリ変奏曲とはアントン・ディアベリが作曲した一曲のワルツを主題にベートーヴェンが33の変奏曲を作ったもの。これをディアベリがベートーヴェンに変奏曲の依頼をした時の彼らのやり取りの背景を現した舞台と、現代の一人の音楽学の研究する一人の女性の学者さんが病に侵されながら、ベートーヴェンの研究、そしてこのディアベリ変奏曲から分析されるベートーヴェンの晩年の研究をする背景を舞台で演出した、一つの舞台で2つの時代背景を追ったもの。(写真・・・Volkstheaterのサイトから)

これが本当に興味深く、音楽をするものにとっては、あ~そうだったのかぁ・・・。と色々と勉強になる部分が多く、私にとって為になるとてもいい演目でした。舞台の袖で始終、ベートーヴェンが当時この変奏曲を作りあげていった時代背景と共に、変奏曲の一つ一つをバックミュージックとして一人の女性ピアニストが演奏してくれ、進行していくので、この33の変奏曲を分析していくのにとても助かるのも嬉しい。(写真・・・Volkstheaterのサイトから)

久しぶりにみたVolkstheaterでの劇。とても充実した時間を過ごすことができました。今後もまだ何回か公演しているみたいなので興味のある方は是非、足を運んでみてください。(写真・・・Volkstheaterのサイトから)

ホイリゲでがっつり

母の日、クリ子のお祖母ちゃんを家まで送った後、お天気も回復してきたので、ちょっとドライブがてらホイリゲで食べて帰ることにしました。

私達が行くホイリゲはだいたい決まっているのですが、今回はその一つ、”Wieninger“ に行ってきました。

ホイリゲ料理の代表作。豚をじっくりとオーブンで焼いたもの。

ナス、赤と黄パプリカ、ズッキーニを炙ったもののバルサミコ酢がけ。

その他にはメロンとイチジク・生ハムのカボチャオイルがけ。ジャガイモのサラダ。

そしてここに来ると何故か必ず食べたくなるチキンの揚げ物。ここのチキンは柔らかくって、その上脂っこくないので好きな一品。

それと今が旬の春キャベツの酢漬け。これ、私の大好物で一人でこの2杯は食べます。

ここはお野菜の種類が多く、それも季節によって種類も変わるのでおもしろい。この他にもほうれん草のパイ包みやチーズ、ケーキからちょっと食べて帰りたい!って時にはもってこいなホイリゲ。これからの季節、散歩がえりにちょくちょく寄ってしまいそうです。

今年の母の日

先週はずっと忙しかったので、日曜日ぐらいはゆっくりしたいと母の日の招集の参加を渋っていた私ですが、クリ子に週末はお天気が良くなるから庭でみんなでティータイムをしたら気持ちいいよ~なんてのせられて、庭で日向ぼっこをするのを楽しみにしていたのですが、母の日当日の天気は生憎の曇り空。その上、雨までぱらつき、話とちゃうやん!!と叫びたくなった私です。

この日は義母が祖先のお母さん達のお墓参りを午前中にしていたので、ケーキ作りはお父さんの役目。朝から二種類のケーキを作って待っていてくれたお父さん。このケーキを見て、母の日の集まりを渋っていた自分が恥ずかしくなりました。

子供たちが大好きで、子供たちが集まってくれると分かるといつも張り切って色々なものを用意してくれるお父さん。このケーキを見て本当に家族が好きなんだなぁ・・・と改めて感じさせられました。

この日集まったのはお祖母ちゃん、クリママ、クリパパ、義姉夫婦、義妹家族、義弟カップル。総勢12人。みんな元気そうで何より。いつもと同じ顔、そしていつもと同じようにみんなが楽しそうに会話していられるというのは平凡だけど幸せなことなんだなぁ・・・となんだか一人で考えていた一日でした。