先週末、クリ子の叔父リチャード叔父さんの名を持つゴットフリードからご招待を受けて劇を観てきました。
クラシック音楽をしている私を意識して、いつもいい演目があるとこうやって”Oyumiche~n,きっとキミにとっても魅力的で興味深い演目がやってるんだけど、観ない??”と誘ってくれるゴットフリード。滅多に電話もしないのに、こうやって私のことを覚えてくれているのがすごく嬉しい。
さて今回見た演目は、ベートーヴェンが作曲したディアベリ変奏曲を題材にした話。ディアベリ変奏曲とはアントン・ディアベリが作曲した一曲のワルツを主題にベートーヴェンが33の変奏曲を作ったもの。これをディアベリがベートーヴェンに変奏曲の依頼をした時の彼らのやり取りの背景を現した舞台と、現代の一人の音楽学の研究する一人の女性の学者さんが病に侵されながら、ベートーヴェンの研究、そしてこのディアベリ変奏曲から分析されるベートーヴェンの晩年の研究をする背景を舞台で演出した、一つの舞台で2つの時代背景を追ったもの。(写真・・・Volkstheaterのサイトから)
これが本当に興味深く、音楽をするものにとっては、あ~そうだったのかぁ・・・。と色々と勉強になる部分が多く、私にとって為になるとてもいい演目でした。舞台の袖で始終、ベートーヴェンが当時この変奏曲を作りあげていった時代背景と共に、変奏曲の一つ一つをバックミュージックとして一人の女性ピアニストが演奏してくれ、進行していくので、この33の変奏曲を分析していくのにとても助かるのも嬉しい。(写真・・・Volkstheaterのサイトから)
久しぶりにみたVolkstheaterでの劇。とても充実した時間を過ごすことができました。今後もまだ何回か公演しているみたいなので興味のある方は是非、足を運んでみてください。(写真・・・Volkstheaterのサイトから)