ウィーンではこの時期、お目見えする野菜の一つにルバーブがある。見かけはふきのもっと太くて大きい版。そして茎の色が赤いのが特徴。
これをオーストリアでは茎の部分だけ使ってルバーブの入ったパウンドケーキやコンポート、そしてジャムなどを作る。
これだけを炊いて食べるととても酸っぱいのでお砂糖を入れて甘酸っぱく煮たルバーブはとっても上品で美味しい。土曜日にクリ子と朝市の市場に行ったら、ルバーブがいっぱい並んでいたので、今回クリ子がルバーブのコンポートを作ってくれました。茎の皮を剥かずに調理する人も多いようだけど、クリ子は皮を剥いて、まず皮からピンク色の色を出す為に皮だけを炊き、また別のお鍋に皮を剥いたルバーブだけをお砂糖と一緒に炊いて、最後に色づけ用に皮だけで炊いた液を混ぜて再度炊いてました。
これにヨーグルトをかけて食べると食欲がない人でもパクパク食べれてしまうぐらい優しい味です。日本でも最近売られているようなので、一度お試しあれ。