行くとこ、行くとこ、雨だらけ!

結局4時間も車を走らせてきたのに、どこもこの地方は今日は大荒れのようで10分、Altausseeを見ただけで後は、またウィーンに向けて車を走らせることになった、なんとも残念な一日。

車を8時間もほとんど休みなしでクリ子に走ってもらうのはちょっと心配だったので、(家を出る前にも2時間ほど家の掃除も手伝ってもらっていたし・・・)ちょっとお茶でもしてから帰ろうと、ザルツカンマーグートの方を回って、山の上で休憩をすることにしました。

だけど今日はなんでこんなについてないんだい?一体私達は何をしにきたんだい?と問いかけたくなるような一日。あまりの強雨に車の運転も疲れたと見え、クリ子の目は充血。そんな時に腑と外を見ると、綺麗な虹がかかっていました。こんな綺麗な虹が見えてるんだから、ここはもう雨はこないかと思いきや、この後ここも豪雨にやられてしまいました。(って天気予報でそんなこと言っていなかったじゃないか!!)

これからまた車を4時間走らせて帰ってもらうのに、精力づけと題し、甘いお菓子を!これ、この地方の名物。ザルツブルガーノッケル。メレンゲとお砂糖、そして卵の黄身をふんわり混ぜ、オーブン皿にベリー系のジャムを薄っすらしいた上にふわふわメレンゲをのっけてオーブンで焼いたもの。うわ~こんなにいっぱい食べられない!!なんて食べる前は必ず思うのですが、これがペロリ。二人でかる~く平らげてしまえる軽さ。

さぁ~クリ子、またウィーンに向けてすんませんが、車走らせてくださいな!

Altaussee

山の上は荒れ模様だったので、しぶしぶ山登りを諦めて下の街に下りてきた私達。ここもあともう少しで雨がやってきそうだったのですが、その前に折角なのでちょっと湖の周りを散歩しました。

山、湖、そして草原に包まれたそんな村。どこを写真にとっても絵になるような、そんな小さいけれど素敵な村。

どの家も昔ながらの田舎の建物で、街並みが統一されているのがまた魅力的。

ここはどこも私道かと思うような細い道で繋がってます。この奥を行くとナメクジがいっぱいの自然豊かな道が・・・。

小道をずっと歩いていくと湖に出るのですが、とっても静かで休暇に来るにはいいかも?!前にはこれまた老舗の風格があるホテルがあったから要チェック!

そして湖の前にはこんな小さい村にも立派な教会が・・・。

10分もあれば村全体を回れてしまうようなところだけど、個人的には自然と村が調和していていてすごく気に入りました。一度ゆっくりとこの村に宿泊してみたい!

ってわけで雨もまた降ってきそうなので、ここで退散・・・。クリ子~次はどこ行く~?

下見のはずが・・・

昨日、あまりにもウィーンのお天気がよかったので、朝早くに起きて二人で家中の掃除を急いでして、冷蔵庫に残っているものでお弁当を用意してこの夏に来てくれる両親の為に綺麗な景色や連れて行ってあげたいところをリストアップする予定で車を4時間走らせて山に行ったのですが・・・。

道中から怪しかったんです。前の日があまりにも暖かかったこともあって夕立のような雷と激しい雨に何度もやられ、視界が悪くて車を走らせるのも大変って箇所が何度もあったのですが、その後はパ~と晴れて、また気温も上がって・・・と不安定なお天気だったのでちょっと怪しいとは思ったんです。

でもですね、本当夕立のように10分ほど降ったら止んでいたので、私達が行く目的地はきっとその頃には晴れているだろう・・・・と期待して車を走らせたら、なんと着いたと同時に稲妻。

そしてあっという間に辺りは真っ暗・・・。折角ここまできたのに・・・。まずは雨がやってくるのを待って、それが通り過ぎるまでお弁当でも食べて待っていよう~と雷の中お弁当を食べていたわけですが・・・・(リュックサックの中に入れて歩いていたので、お弁当の中身が全部崩れちゃった)

いつになってもお天気は回復しず、ますます空は辺り一面真っ暗になっていき、気温も10度近くまで下がってしまったので、あえなく退散。この後、帰りの道中にお天気が回復して寄れそうなところを探しながら走ったのですが、結果は散々。でもこのお話はまた明日。(本当はこの山を歩くつもりだったのに・・・)下見のはずが・・・。