ようやく・・・・・

ようやく今年も後残すことわずか・・・正直なところよくここまで体が持ってくれたと自分でもびっくり。しんどかった今年後半戦・・・。だけど無事に今年も終われそうです。

明日からクリスマス休暇に入るヨーロッパでは年始まで休暇を取る人が多いので、今日が仕事収めだったという人も多いはず。私達はクリスマスのこの3日だけカレンダー通り休んで、後は通常通りだけどそれでもやっぱりこの開放感、なんとも言えません。

もう何週間前からも決めていたこと・・・・それは仕事の区切りがつく12月23日の晩は二人で、久しぶりに飲みに行こう!ってさ。

家を買ってからというもの食べにいくということもほとんどしなかった私達。こうやって夜にディナーをしにいくなんてほんと久しぶり!今回選んだのは家から近いちょっと洒落たレストラン。洒落たお店なんだけど、気楽にお食事が楽しめるのが嬉しい。

この3日間は早く起きなくていいんだもん!好きなだけお酒飲んで、好きなもの食べて・・・・うん!本当に今年も終わるんだね、なんて話ながら、私達二人の中でしかこういう風には思わない、なんとかやり遂げられたこのホっとした気持ちがなんとも嬉しい。

さぁ、明日からはクリスマス。いっぱい食べて、飲んで、歌って・・・クリ子のファミリーを絆を深めてきます!

お疲れの乾杯

この時期、毎年クリ子は夜遅くまで会議で難しい顔をして帰ってくる。朝の9時から夜中近くまで部屋に篭って、来年の会社の方針やら、予算、開発プロジェクト、来年にまつわるすべてをこの数日で、数人で決めていくのだ。

家に帰ってきてもいつもならまる~い笑顔もこの時期ばかりは、顔がカクカク尖っていて、眉間に皺を寄せている。そんな会議もようやく昨日終わりをつげたので二人でささやかのお疲れ様乾杯をした。

この時期は家に帰ってくるのも午前様な上に、会社で軽くつまんできている。何せ何時に帰ってくるかもわからないので、軽いカナッペみたいなものでも作って待ってようかなぁ・・なんて思っていたら、偶然にも仕事先で、”ご主人と食べてください”とレストランから取り寄せたカナッペを下さった。ヤッタ~!!こんな偶然ってあるものなんだろうか?

って訳で昨日は夜中の禁断のSektとカナッペで乾杯をしたのでありました。さぁ~クリスマスまで仕事もあと残すところ一日。頑張れ!!

クリスマス市 (Schloss Hof)

お城の庭園を楽しんだ後は本来の目的、ここでやっているクリスマス市を見てきました。お城の敷地内の色んなところにこじんまりとやっているここのクリスマス市。

華やかさはないけれど、とてもかわいらしい手作り感が溢れる温かいクリスマス市。

お城の中庭でもホットワインを売っているお店、帽子を売っているお店、何軒かのお店が並んでいました。その中庭でマイナス9度という中、合唱団がクリスマスソングを歌ってくれ、クリスマスモードが一気に盛り上がりをみせていました。

このなんとも素朴なクリスマス市、ウィーンにはないまたよさを持っていてこれもこれでなかなか楽しいです。

そしてウィーンでは見たことがなかったアーモンドのお菓子の実践販売。

銅版のボールの中にアーモンドを入れ、乾煎りしてその上にお砂糖をこれでもか?ってぐらいかけてはひたすら木の棒でかき混ぜる。これをなんども繰り返しして作ったアーモンドのお菓子は、クリスマス市を見ながら食べるのにもってこい!

そしてこちらの実践販売は、練った生地を鉄の棒に巻きつけてくるくる回しながら焼いたもの。さてこれなんでしょう・・・。

答えはこちら。バームクーヘン。このスペルからも分かるようにバームクーヘンはドイツ発祥のものですが、日本で売ってるバームクーヘンとはカタチも味も違います。

そして私達が食べたのが、ワッフル。寒いところに行くと何故か揚げたドーナッツや甘い揚げ菓子が食べたくなる私。でもここでは揚げた甘いお菓子は売っていなかったので、ワッフルに。それもトッピングはカロリー満点の生クリームにタマゴリキュールがけ。こんなん美味しいの?なんて思ったけれど、ウィーンのクリスマス市ではなかなかみかけないものだったので、頼んでみたのですが、これがとっても美味しかった!冷凍庫の中にいるようなところで食べてるんだから、きっとカロリーもすぐ消化されるよね?!

これとホットワインを飲んで、体を温めて、さぁ~もうちょっとだけクリスマス市を見てかえるよ!なんて思っていたのですが、モコモコブーツを履いてきたのに、それでも足先が冷たくて千切れそうなほど痛くなってきたので、ここで私達は退散・・。家に帰ってお風呂にでも入ろ~っと!!