ブルージュ・ベギン会修道院

一年に一度、ウィーンでは煙突屋さんが点検に各家を訪問しにやってくるのですが、これがまた早朝にやってくるんです。皆が仕事を遅れて出勤しなくてもいいようにという配慮なんだと思うのですが、早朝7時前にはやってきます。毎回思うのですがウィーンの朝は早いです!!

さてブルージュに観光に行くと必ず見ておきたいのがベギン会修道院。私達がブルージュを訪れた時期はまだ新緑が美しいというとこまではいかず、どちらかというと芽吹き始めたって感じだったのですが、その時期だからこそ見ることができるものがあるんです。

それがベギン会修道院の中庭に広がる水仙。この時期が一番綺麗だと言われているのですが、ちょうど私達が訪れた時には水仙が満開でした。白と黄色の水仙が咲き乱れ、修道院の白い建物と調和してなんとも言えない風景がそこには広がっています。

この修道院はぺネディクト派の修道女たちが今だにここで暮らしてられて、宗教深い生活を営んでられます。

生憎私達がここに訪れた時には修道女には出会いませんでしたが、修道女たちの礼拝は毎日決まった時間に行われていて、一日に六度もお祈りを捧げられるらしいです。

教会の中はとってもシンプルで清楚なものでしたが、なんとも心が落ち着く場所で、私達もここで祈りを捧げてきました。前回オーストリアで行ったメルクの修道院のように華々しいのもいいですが、私は個人的にはペギン会修道院のように質素でいて優しさがある建物の方がなんだかしっくりきてく落ち着きます。