夏が終わるような頃になると我が家にやってくるのがプラム。クリ子のおじいちゃんの庭で採れるんですが、先日おじいちゃんから電話がかかってきて、”今、庭にいるんだけどさぁ~プラムがもう食べ頃なんだよ・・・。僕は来週から一週間バカンスに出るからそしたらプラムが駄目になってしまうんだ・・・、採りに来てくれないか~?”
ってな訳でクリ子とルーべをじぃちゃんの庭に派遣しました。母ちゃんはその間街へ~!!だってじぃちゃんとクリ子の久しぶりの2人の時間を邪魔するのもなんだし・・・ルーべとアニーは大の仲良しで、二人のスキンシップを邪魔するのも気が引けるし・・・って訳で母ちゃんは仕事に必要な譜面を買いに街へ。
二人が帰ってくるような頃を見計らって母ちゃんも帰ってきてみたら、大きなバケツに2杯のプラムが家にやってきてました。一体何十キロあるんだろう・・・と気が遠くなりそうになりながら、早速まずは熟したプラムをジャムにすることに。大きな鍋2つ分のジャムを作っても、まだバケツ一杯分しが・・・・。瓶、何十個というプラムのジャムの消費にも困りますが、後残ってるバケツ一杯分のプラムはどうしたらいいんですかねぇ・・・。
半分はとりあえず洗って冷凍して、残りはまずはお祖母ちゃんと義父の家にちょこっとずつ持っていって、後はひたすら自分達で食べてるんですが、日持ちがしないだけに毎日大量のプラムを食べてます・・・・トホホホホ。
ってこれが消費できたら、今度は義両親のセカンドハウスから大量のリンゴがやってくるのかと思うと気が重くなりそうです。


言葉に興味があるようで、絵本を指差してはこれ何?と聞く仕草。クリ子はルーべとドイツ語で話をし、私はできるだけ日本語でチビと会話をしてるのですが、例えば日本語でてんとう虫はどこ?と聞くと本からてんとう虫を探してきて指さしたり、象なんかは絵本をわざわざどこからか探してきて象のページを示したり、像のレゴをその本の上にのせたり・・・。これはドイツ語でやっても同じ行動をするのですが、ここで母ちゃん・・・ハっとさせられました。
ここまでちゃんとドイツ語と日本語を理解してるのなら、ちゃんと母ちゃんが日本語を話さなくちゃ!って。基本的にクリ子とめちゃくちゃドイツ語・・・そしてルーべとは日本語で喋ってるのですが、3人でいるとついついクリ子と喋った流れでルーべともドイツ語で話してしまうことが多々。気づいて日本語でその文を言い直すのですが、ドイツ語と日本語の素早い切り替えって頭がいると気づいた今日この頃。
そんなのんびりな我が家のインテリア事情ですが、この夏に気に入ったキャビネットが見つかったので購入しました。7区のインテリア家具屋さんで買ったのですが、サイズもデザインも金額的なものもすべてが私達が希望してるものに見合っていたので即購入。
このキャビネットはフランスで作られたもので、今はその工場も職人さんもいないらしく一点もの。もし修理なんてなったら、ウィーンで職人さんを探さなくちゃいけないんですが、いいんです。今や作られてないと言われると言われるほど欲しくなるのが心情。
3面ガラス張りというのも気に入ってるし、そのガラスが立体的にカットしてあるのも魅力的。そして正面の面は絹の布が張ってあって、淵にはこれまた絹のロープ?がつけられていて、そういう細かいところにも気を配ってあるのがお気に入り。