頂上から見た景色

シャーフベルグ鉄道は、山の頂上近くまで40分かけて急な山をシュッシュと音を出しながら一生懸命上ってくれる。

だから頂上まで行くのはら~くらく。頂上の目安はこの小屋。ここがこの山で一番高いところ。ここからお天気がよければ、三つの湖を見ることができます。

まずこの3つの中で一番輝いていた湖、ヴォルフガング湖。

そしてこのほそなが~い湖がモント湖。

そして右に見える湖がアッター湖。

これすべてザルツカンマーグートにある湖。このほかにもザルツカンマーグートには数え切れないぐらいの湖が点在している。

写真じゃ、ここからみた景色の美しさは残念なぐらいに伝わらないが、本当に素晴らしい風景がそこには広がってるんです。

そしてこの山は尖っていて、この通り、ここの下はもう崖。だけどここへ下りていく山道があるのがオーストリア。そこには命の保障はしません!と書いてあるのだが・・・。霧深くて、道などほとんど見えないよ・・・。

ここに来るのは、今回で3回目。3回目にしてやっと美しい景色が見られました。(前回まで天候に恵まれず、ここからの景色がほとんど霧で見られなかったのです)おじちゃん、おばちゃん、もし今度こそ、この景色がみたいと思ってくれたなら、是非ウィーンにまた遊びに来てね!待ってるからね!

シャーフベルグへ

今から四年前に私がクリ子と結婚した時、日本から父方の叔父、母方の叔母、そして妹夫婦達が日本から来てくれた。(もちろん、両親や姉も含め・・・)

そして結婚式を終えた二日後、私達の新婚旅行も含め、親族一同でザルツカンマーグートを旅をした。それが生憎、私達が結婚式をしてる最中から雨が降り出し、結婚式パーティーの間は土砂降り、そしてその後もしばらくオーストリアの観測史上最低の温度を示すぐらい悪い天候が続いた。

そんな中、私達はここシャーフベルグにみんなでいった。1782メートルあるこの山の頂上に着い時には周りは真っ白、吐く息は凍って霜になり、5月下旬だと言うのに、まつげまで凍るといった悪天候だった。そんな中、私達は頂上にある山小屋をに大変な思いをしながら、辿りついた。

その山小屋には、本来ならここの頂上から見える美しい景色が写真に収められ飾られていた。それを見た叔父と叔母が純粋に、”ねぇ~Oyumichen,この景色はどこにあるの?こんな景色を見られるところがあるんだね?!”とつぶやいた。

おじちゃん、おばちゃんごめんね。ここが霧で真っ白に埋もれて見えないけど、実はこの写真に収めらてる山小屋っていうのは私達が今いるこの小屋で、ここから見た景色がこの写真に収めらているんだよ!と返事をしたものの、この悪天候じゃこの景色はもちろんのことながら、今私達がいるところさえ、もう一つピンとこないのがこの時の状況だった。

だからこそ、今回は晴れてここに来て、折角日本から私達のために、ウィーンい来てくれた叔父と叔母にこの景色が見せたかったのさ!おじちゃ~ん、おばちゃ~ん、これがお天気な時にここから見える景色なんだよ!

ってこの頂上から見える景色はまた明日ね!(ごめんね、延ばして・・・・)でももし、この写真をみて、もう一度行ってみたいなぁ~って思ってくれたらなら、いつでも来てね!いつでもウレルカムだからね!今度こそはこれが見せてあげられるような天候の時にお連れするからさ!(ってほんとか?!私はもしかしたら雨女かもよ?!)楽しみに待ってるよ!Oyumichen&クリ子より

春のハルシュタット

前回、ハルシュタットを訪ねたのは、確か去年のクリスマスの時期。半年ぶりにまたハルシュタットにやってきました。

この日は5月1日。メーデーってこともあり、各家で国旗が掲げられています。

このハルシュタットの街に、またオーストリアの国旗がよく似合う。オーストリアの国旗がはじめて可愛くみえた瞬間。

ハルシュタットは紀元前からある街で、世界遺産にもなっている街だが、今住民のプライバシー、そして生活を守る為に抗議する叫びがこうやって垂れ幕になっていろんな家に掲げてある。そして私達も抗議の署名を書かせていただきました。

山に沿って建っている家建ち。どの家もここ独特の情緒があっていい。

この街にはこんな坂道が多く、私達が上るだけでもきついのに、ここに住むお年寄りはどうしてられるのだろう??きっと足腰が強いから、チョチョイのチョイなのよね?!(この道はまだ緩やかで道幅も広い方)

前回来たときも立ち寄った塩と石鹸のお店。なんとなくこの雰囲気にあてもないのに、引き寄せられてしまう。

ハルシュタットは湖畔に佇む街。ってこの風景、いつ見てもちょいと京都の伊根町に似ているように思う。

さてさて今回はザルツカンマーグートの湖巡りにきたんだから、ハルシュタットはこれぐらいにして、さぁ~次の湖へ行きましょう!!