オーソドックスなオーストリア料理と言われれば、頭に浮かぶのがボリューム満点な料理ばかり。ウィーンナーシュニッツェルにしてもこんなちょっと軽食みたいな軽い料理でも、この様。
そしてサラダ一品頼めば、これぐらいのボリュームは軽く出てくる。スープなんかを頼んだ時には、それだけでお腹が膨れてしまうぐらいの量だ。
だけどこれはデザートにでも言えることだ。この美味しそうなパフェ?アイスに生クリーム・・・なんて素敵なデザートなんだろう・・・。いや、これはデザートではなく飲み物なのだ。オーストリアでアイスコーヒーを頼んだら、必ずコレが出てくる。ミルク入りアイスコーヒーにバニラアイスと生クリームがのかっているのが、オーストリア流、アイスコーヒー。
アイスコーヒーがこれなんだから、デザートはもちろん、ボリューム満点。ハイ、これがザルツブルグ名物、ザルツブルガーノッケル。これ6個の卵白に3個の卵黄、後はお砂糖とちょいとバニラビーンズが入ったものをオーブンで焼いたもの。これが一人前だからすごい。これが運ばれてきた時にはこんなの無理!食べきれない!とみんな口を揃えて言うけれど、実際食べてみると、すごく軽くて、最後までペロっと食べられてしまう恐ろしいデザート。
このほかにも先日紹介したけしのみのお団子。どれもとても素朴なデザートなんだが、これがかなりイケルのだ。このボリューム、そしてカロリーがお腹の中に収まるのかと思うと、それも恐いが、オーストリアでしかきっと食べられないこれらのデザート、是非一度お試しあれ!