ちょっと温泉へ・・・

この一週間、寒い日が続き、雨ばかり。そればかりか風の強い日が多かった。そんな週に限って、外での用事が何故か立て続けに入っていて、いつも以上に疲れた。

体がバリバリ、首は危険信号!ってことで明日からちょいと一泊二日の温泉旅行へ。月曜日は祝日だしね。オーストリアでは珍しく、温度40度の湯船があるらしい。これ、かなり私達にとっては魅力的。

毎年、この時期は結婚記念日と題して、海外に小旅行に行ってたけど、今年は国内でゆったりと温泉につかってきます。

ってなわけで、明日昼間まで仕事したら、その足でそのまま温泉旅行へ・・・。やった~!!クリ子~どこへでも私を連れてっておくれ~!!

石畳の作り方

ヨーロッパに行くと石畳の道がまだまだ多い。風情があっていいんだけどね、女性にはちょいとやっかいなものでもある。だってヒールがこの石畳に挟まり、ヒールに傷を付けてしまうことが多々あるから・・・。

それでもアスファルトより石畳ファンな私は、石畳の道に出くわすと顔がほころぶ。だけどこの石畳、定期的に補修をしなくちゃいけないんです。そしてたとえば水道管が古くなって、破裂なんかしちゃって、取り替えなくちゃいけない時は、この石畳の石を一つずつのけていかなくちゃいけないんです。

ってことは、新しい水道管に差し替えた後は、元通りにこの石畳も戻さなくちゃいけないんです!この作業がまた気の遠くなるような作業。一つずつ丁寧に並べていく様子を見てると、私にはできない。だからこそ、こういうものを残していこうとする職人さんをとても尊敬する。

この100メートルぐらいの距離、この石畳を出来上がるには一体、何日ぐらいかかるのだろう?

Mendlingtal

Niederoesterreich州にMendlingtalというところがある。ここは水が豊富で昔、伐採した木をこの勾配を使って下まで運び、水流の力をもとに水車を動かし、木を切っていた。

今では機械化が進み、この方法は使われていないが、今でもここを見ることはできる。

すべてこのように板が張ってあって整備されているので、子供からお年寄りまでとても歩きやすい道になっている。

私達がここを訪れたのは5月1日。ここが一般公開されているのは、5月1日から10月31日まで。それ以降は雪が深くなる為、一般の人達は入れない。

今年は寒い日が続いたので、まだ雪解けがそこまで進んでいないのか、まだ水かさが少なく、ちょっと残念・・・・。

この谷沿いに歩いていくと、色んなお花に出くわす。水辺に咲く花から・・・

落ち葉の間から優しく顔を出している花。

そうかと思えば、ちょっとした草原に咲く花まで。花達もきっと春を待ち遠しかったんだろう。なんだかどのお花もすごく嬉しそうな表情をしていた。

そうかと思うと、目を凝らして水の流れを見ているとマスや川魚がいっぱい泳いでいる自然豊かな場所。この水の色をみるといかにここの水が綺麗だかお分かりになるでしょう・・・。

約片道1時間強の散歩道、色んな自然のありがたみを感じながら楽しく歩くことができる。この時期にしか行くことができないMendlingtal。興味がある方は是非、一度訪ねてみてください。