Fasching

Faschingとは、ドイツ語で謝肉祭の意味。先週末から今日にかけて色んなところで仮装した子供や大人達をみかけた人も多いのでは?

Aschermittwochと呼ばれる明日、”灰の水曜日”から復活祭の前日まで基本的に節制の精神で自らを振り返る期間と言われ、その時期は食事も節制を行う習慣がある為、それを乗り越える為に、その前の日にドンチャン騒ぎをし、たらふく美味しい食べモノを食べておくというものらしい。

我が家には子供がいないし、カトリックでもないので、仮装も明日からの食事の節制も何もないけれど、この時期だけ大量にオーストリアでは消費されるFaschingskrapfenだけは我が家でも食べる。

何故この時期だけこの揚げパンを食べるのか、由来は色々とあるらしいけれど、どちらにしても昔、このお菓子はお祝いの日に食べられていたことから、このカーニバルの時期に食べられるようになったらしい。

中に杏のジャムが入った焼きたて揚げドーナッツは最高。カロリーを気にしつつ、食べるこの罪悪感、なんとも言えない。だけど美味しいだぁ~これが。いいよね、この時期しか食べないんだからさ!クリ子はこの時期、会社に毎日のようにこの揚げパンが得意先から何十個と送られてくる為、毎日4,5個も食べてるらしい。それでもガリ男なのはどういうこと?!

オーストリアのバレンタイン

バレンタインデーだった昨日、ウィーンの花屋さんは大繁盛。日本では女性から男性にチョコをプレゼントするけれど、こちらでは男性から女性に、花束を贈るのが一般的。

ってことで私もクリ子さんから、花束を頂いた。いつものお気に入りの花屋さんに土曜日のうちに買いに行ってくれ、そこの中で一番、彼が気にいった花束を私にプレゼントしてくれた。

毎年、淡い色の花束をプレゼントしてくれることが多いのに、今年はなんだか情熱的でパっと目をひくような花束。すごく立派な花束で花瓶にさしても花の重さで傾いてしまうほど。

クリ子~ありがとう~!!この花を選んだのにはきっと彼なりの色んな気持ちが込められているんだろう。アナタは私には言わないけど、その気持ちはちゃんと受け止めたつもりだよ。ありがとうね!(どれだけ花束が大きいかはこの写真で大体分かってもらえるかと?!・・・って大したことないって?!いや、私にはとても大きくて立派な心のこもった花束でした!)

この最近のパン

クリ子のブランチ用?食パン作りも日を重ねるごとに、いろんなレシピで試してみている。

この日はチョコレートパン。チョコとココアを使ったパン。この最近のお気に入りはブラウンシュガーと蜂蜜を入れたパン。

クリ子は毎日、違うパンを会社に持って行く為、同じ部屋で仕事をしてるトーマスは興味があるみたいだ。どんなパンでも喜んで食べるクリ子だが、今日はほんのり甘い食パンを作ってほしいらしい。トーマスにお裾分けしてあげるそうな。この前のシナモンパンはトーマスがシナモン嫌いで食べられなかったから、今日こそはトーマスにパン食べさせてあげたいらしい。そうかい、そうかい。好きにするがよい!トーマスが気に入ってくれたらいいけど・・・・どうだろう?

さぁ~今度は冷蔵庫に残ってる杏シロップを使ってなにかパン作れかなぁ??