ぼったくられた苺

先週末、田舎の方へドライブに行った道中で、美味しそうな苺を見つけたので車を止めて、見ることにした。

やっと最近、色んなところで苺を見かけるようになった。苺やアスパラ、ニラなどが八百屋に並びだすとオーストリアにも春がやってきたのだ!と感じる今日この頃。

苺に目がないクリ子はお~なんておいしそう!もう目はハ~トマークではなく苺マ~クになっていた。おいおい、クリ子さん、そんないっぱい買うんですか?それも値段も書いてないのに・・・

たまにぼったくりな出張八百屋があるので、私としてはこれがいくらするのか聞いてからいつもこういうところでは買うようにしてるのだが、格好つけのクリ子は、それを嫌がる。何故ゆえに格好をつける!家ではガキンチョのように我が路線走ってるのに!

なんとこれだけで20ユーロも取られた!後でクリ子~高すぎやで。あれ!と言ったが彼は聞く耳をもたず。だが、次の日の朝、クリ子はたまたまネットで田舎で売っている苺の価格を見てしまい、ちぇ!ぼったくられた!Oyumichen 知ってた~このイチゴ、超高級なんやで!悔しいから、美味しい間に全部食べてやる~!とやけになって、毎朝イチゴを頬張っては、仕事にいくクリ子。

食べきれなかったらジャムにしようと思っていたのだが、さすがイチゴ好き、クリ子は自分でイチゴジュースにしたり、ちょいとシャーベットにしたりして、最後まで美味しく食べきっていた。だけどクリ子~今度からは意地を張らず値段を聞いてからモノは買おうね!

田舎でバカンス

昔ウィーンに住んでいた人達は、休暇がくると空気が綺麗な田舎の方に行ったそうな。

春、ワイン畑が芽吹く時、そして美味しそうな実がつき始める夏、そしてワインの葉が色づく秋、それぞれの時期にそれぞれの想いをはせて皆、田舎の方にきたのだろう・・・

そして旅のお供になる宿、昔はこんな感じだったらしい。

これが典型的な昔のお宿の図。

もちろんここに洗面所はない為、こうやって盥に水を張って顔を洗ったりヒゲ剃りをしたのだろう・・・

思ったより広いのにはびっくり。やっぱりこれは田舎だからかな??

質素なんだけど品があるそんなお部屋。なかなか昔の生活も興味深い・・・

腹ごしらえ

ちょいとこの2,3日風邪気味なワタクシ。急に気温が下がったからかなぁ~。早く完全復帰しなくては・・・ってな訳で今日は栄養をつける為に、Schoenbergで食べた昼食を。って見て栄養がつくわけじゃないけれど、見ているだけでちょいと栄養がつくような気分に浸れるから、なんてね。

ちょいと街を見た後はまず腹ごしらえ。

今が旬の白アスパラのクリーム仕立てスープ。

それからこれまた今が旬の西洋ニラと白アスパラのパスタ、エビのグリル焼き添え。そしてこれのお供はやっぱり白ワインでしょう・・・だってここワインがおいしい地なんだから。

そしてメインが牛肉を焼いたものに、揚げたオニオンがいっぱいのっかったオーストリアの郷土料理、Zwiebelrostbraten.

この後、デザートに春のデザートの王様、苺をいっぱいあしらったデザートを食べようと思っていたのだが、残念ながらここまででギブアップ。お腹がいっぱい。

やっと春がきたばっかりだから、今からいろんなところで苺を使ったデザートが食べられるから、いいかぁ~と思いつつも、どこかであの苺のメニューが食べたかった!という念が心に残る。