Burgruine Aggstein

オーストリアにはいろんなところに廃墟となった城跡を見ることができる。

ドナウ川に沿って車を走らせれば、ちょっと山の方に目をむけると、山のてっぺんに、半分壊れかけたお城が建っている。

そんなお城の跡の一つ、今回はバッハウ渓谷の側にあるBurgruine Aggsteinに行ってきた。

ここはお城の廃墟にしては比較的、形がちゃんと残っている。900年前の大体のお城の全体図が頭で描けるまで残っているのはかなり珍しいこと。

昔のお城には必ず、礼拝堂がある。ここのはかなりこじんまりした礼拝堂だが、素朴でありながら、品のある礼拝堂。

ここから見えるドナウ川はきっと900年前も同じだったんだろう。堂々と煌びやかに流れるドナウ川。敵からの攻撃を避ける為に、高いところにお城を建てたのだろうが、毎日この美しい景色を見れたなんてある意味、なんて贅沢。

この時期がやってきた(ホイリゲ)

この最近、ウィーンも暑くなってきてお天気がいい日が続いている。今日なんかは気温が30℃近くまで上がり、それでいて暑すぎず、程よい風が吹きとっても過ごしやすい一日だった。

そんな日は出かけない訳には行かないでしょう~なんて言ったって今日はオーストリアは祝日なんだから・・・

行き先はバッハウ渓谷。バッハウと聞くと皆さん、思い出されるのが、世界遺産にもなっているバッハウ渓谷から見るドナウ川、それからワイン畑だろう。

夕方、夕日を見ながら、クリ子といっぱいあるホイリゲの中から、雰囲気のいいホイリゲを選び、ワイン畑の真中にある庭で自家製ワインを頂いてきた。

晩に外で食事ができる時期になってきたのねぇ~。まずはさっぱりした夏らしいワインから・・・・

田舎の方のホイリゲに行くと必ずと言っていいほど、メニューに載っている色々なハムやソーセージの盛り合わせ。これが美味しいんだ~。やっぱりいい空気の中で新鮮なモノを頂くと、どんなシンプルなモノでもすごく美味しく感じるから不思議。こんなに盛ってあって6ユーロしない。

これにはこの地方で作られるバッハウアーというパンと食べるのが、ここの地方の食べ方だ。

そしてもう一つは、これまた典型的なホイリゲのパン。薄く切った黒パンに豚の薄切りがのっかってるもの。こんなものはウィーンの街中にいたら決して食べたいと思わないのだが、田舎に来ると何故か恋しくなる。

そしてそのお供には、ちょいとワインも重めな個性のあるものを・・・

やっぱり春はいいねぇ~。こうやって外でゆっくりと時間を楽しむことができるんだもんね。冬だったら4時過ぎにはもう暗くなってしまうものも、この時期オーストリアでは夜の9時半頃までまだ明るい。さぁ~これからのこの時期を存分に楽しもう~!!

Freitagのカバン

まだ覚えておられるだろうか?先週にウィーンからエコなプレゼソトを送ったのを。

それがどうも昨日、日本に着いたらしい。ピンポ~ン、配達です!!と共に受け取った側の反応は以下の通り。(らしい・・・)

来た~。そのまんまやん!!(ってブログに載ってた包装紙そのまんまということらしい)

封を開ける奴ら。そして・・・・出てきた~”エコなぷれぜそと”!もちろん栗子の名前と共に!

そして私達からの説明書を読んで、いざプレゼントの中身を開けた!もちろん、想像通り、母の”また~こんなプレゼント~!!もうちょっと女らしいものを~”ってな内容のことを発したらしい。

そう、お母様には不服かもしれないが、これがね、私達とクサクサのウィーンの思い出でもあるんだ~!!クリ子の今回のプレゼントのコンセプトは、ウィーンのことを思い出せるプレゼントだった。クサクサがウィーンに住んでいた時の分かりやすい一番の思い出であり、象徴がこれだったんだ。だから誰に反対されようが、私達はこれをプレゼントしたかったのさ!

freitag2.jpgって先延ばしにしてしまったが、答えはエコなカバンでした!(ちなみに今回、私がこれを購入したのはこのお

スイス製のFreitagというブランドのカバンで、これは環境に優しいリサイクルカバンなのだ。古くなったトラックなんかのシートやシートベルトなどを使って、独創的なアートに仕げげたカバンでヨーロッパではちょっと通なカバンとして持たれている。

freitag.jpgリサイクル商品だから安いのかと思えども、そんなことはなく結構な値がするモノなのだが、分かる人にだけ分かるオシャレ感覚と、あとこれとっても実用的に出来てるのだ。

まずとっても丈夫であること。あと用途によってサイズが変わる。そしてこのカバンを持っても服が決して傷まないことだ。女性にとってこれはとっても重要なこと。

この最近は日本でも売られだしたらしいのでもし興味のある方はこちらからどうぞ。日本では男性がこのカバンに注目してるそうな。