ルーブル美術館

世界の有名美術館で思い浮かべる5本の指の中に絶対入ってくるだろうルーブル美術館。なんと言っても一番、ここで有名な絵画はダ・ビンチのモナリザではないだろうか?

IMG_7798.jpg何を隠そう・・私は正直言ってあまり絵画のよさがわからない。だから美術館に行ってもサラ~っとみる具合で有名な絵画に出会っても、ここにはいっぱいの素晴らしい絵が並んでる中でも一際この絵がなんで有名になったのがわからない・・・ってのが正直なところ。確かに色の使い方が綺麗だったり、描くラインが美しかったり、そこに込められてる表情がなんともいえない味わいを出してたりするのだが、それは有名な絵だと思うからジ~と見て良さを自分の中で探しているのかもしれない。

IMG_7800.jpgこんなド素人の私はそれでも機会があれば一年に一回は最低美術館に行くようにしている。歳と共にまた違う発見があるかもしれないから・・

IMG_7801.jpgそんな考えを持つ私達はパリでもルーブル美術館を訪ねた。クリ子はここを今までに何回か訪れているので、私に付き合って一緒に回ってくれているのかと思ったけれど、これが意外や意外。今までの美術館巡りの中で一番、真剣に一つ、一つ絵を見て回っていた。その思いは私も一緒だった。私達は全部の絵を見たわけではない。いくつかのセクションに分かれているこの美術館で、私達はお目当ての絵、そしてセクションだけを熱心に見て回った。

IMG_7805.jpgこれがいつもなら初めは凄い・・と感動する絵画も数と共に飽きてくるのだが、ここの絵画のコレクションは何故か飽きが来ず、一つ一つを熱心に鑑賞することができる。何故なんだろう・・回ったセクションがきっとお気に入りの分野だったのだと思う。

IMG_7806.jpgそしてクリ子と二人で驚いたのが、有名なモナリザであったり、他の絵画の前で絵具を使って、絵の勉強をしていることだ。ウィーンでは鉛筆などでデッサンしている人とかはよく美術館で見る。だけど絵具を持ち込んでここで絵の勉強ができるなんてなんてフランスは芸術に寛大なのだ・・・とクリ子がボソっとつぶやいていた。

IMG_7809.jpg何事も国それぞれなんだねぇ・・・だから色んな国が見たくなるんだよね。旅の帰りの道中、クリ子が”次はどこの国に旅に行きたい?”と聞いてきた。これってクリ子も旅好きになってきたってことかな??ってもう旅先は決まってるんだけどさ。