夕日の見える湖 (滋賀)

滋賀県の湖北の近くに夕日がものすごくすばらしく見える所があるそうな。琵琶湖に浮かぶ島と島の間に沈んでいく夕日を求めていっぱいの写真家がこの地を訪れる。

IMG_8633.jpgクリ子にも是非美しい写真を撮ってもらおうと母と3人で車を走らせること約2時間、なんだか夕日が背の方に沈んでいく気がするのは気のせいだろうか?母の読みでは日が沈むのは19時半頃だろうということだったが私達が目的地に着いた時にはもう日は沈んでしまった後みたいだった。実際はもっと日が沈むのが早かったのだろう・・・

IMG_8635.jpg19時ごろにはもう日は落ちてしまい夕日焼けした空だけが名残惜しそうに映る。

IMG_8636.jpgでもはっきり言えることはここの夕日は冬に見にくるものだということ。夏は湿気が多くて夕日が綺麗に映らない。その上、夏と冬では日が沈む位置も違うようで島と島の間にちょうどいい具合には沈んでくれない。

今度は是非、冬に日本帰国した時に見に行ってみたい。

山で食べる食事

不思議なもので京都にいる時と八ヶ岳に行った時では食べたい物が違う。洋食などもう食べ飽きていて日本に帰った時ぐらいはお刺身や京野菜などを使った和食が食べたくなるのだが八ヶ岳に行くと無償にお肉やチーズなどが食べたくなる。そしてそのお供はワイン。

IMG_8457.jpgだけど八ヶ岳に行って一番食べたいものはお蕎麦。やっぱり水がおいしいとお蕎麦の香りから何から何まで違う。特にここのお蕎麦は最高だった。

IMG_8458.jpg八ヶ岳でお店を持ってられる方の多くが関西出身の人だ。そしてここのオーナーもその一人。

IMG_8502.jpgそしてある時は家のテラスでバーベキュー。このバーベキューの為にその前に大型スーパーでバーベキューセットを買ってのかなり力の入ったディナー。上等なステーキ肉から鮎の串刺し。ホタテから海老の丸焼き。やっぱり炭で焼いたものはおいしい。

IMG_8546.jpg次の日は残った材料でパスタ。そして八ヶ岳の採りたての野菜でサラダ。こんな簡単な料理でも幸せだと思えるのはやっぱり山のおいしい空気のお陰だろう。

IMG_8547.jpgさぁ~次にここに行けるのはいつかな?

楊梅の滝 (滋賀)

IMG_8570.jpg滋賀県の北小松に知る人ぞ知る美しい滝がある。その名は楊梅の滝。

IMG_8550.jpgこの滝は滋賀県一の落差を誇るもので3段に分かれる三つの滝がある。

IMG_8562.jpg猛暑が続く日本。ちょっとでも涼しい所に行こうと私達はインターネットで近畿、滝と入れてみた。そしてヒットしたのがこの滝。行ってみるまでそれほど期待はしていなかった。何故ならば3つの滝を往復およそ1時間の登山で見られるということは滝の落差もさほどなくちょっとした滝なのだろう・・なんて予想してたのがそれがどっこい。堂々としていてそれでいてゆらゆらと揺れる花嫁のベールみたいなものをちょいと想像させるものだった。

IMG_8556.jpg夕方から山登りを始めた私達。もちろんこんな時間に山登りをする人などいずひっそりとしている。山登りを始めて10分弱、一つ目の滝に出会う。こんなに簡単に一つ目の滝に辿りつけるとは拍子抜けだ。だけど何故か気が抜けずそそくさとその場を離れ次の滝を目指すのには理由があった。それは至るところに立てかけてある、遭難をした時用のレスキュー隊の番号が書いた看板や遭難した人の看板が立っているからだ。ここまでは順調にこれたがこの先、山に迷いこんでしまうような道のりなのかと少し不安になる。

IMG_8566.jpg山登りの合間に見える二つ目の滝。とても優雅だ。だけどまたどんどん先を目指すのにはやっぱりあれらの看板のせいだろう。さぁ~次を目指すのだ。

IMG_8568.jpgそれにしてもとても本当に水がきれいだ。流れ落ちるしぶきが真っ白なのに何故か透き通っている。濡れた岩に足をとられ滑ることが多々。山登りとしてはハードな山ではないのだがそれでも一応ちゃんとしたトレッキングの靴を履いて行った方がよいと思われる。

IMG_8577.jpgさぁ~目指すは最後の滝。この滝の落差は40メートル。他の二つと比べ物にならないぐらい迫力のある滝だ。

IMG_8578.jpg少し奥まったところにあるこの滝はそこに行くだけで空気がとてもひんやりしていて別世界。あまりの涼しさと空気の流れにちょいと背中がゾクっとくる。

IMG_8583.jpgそんな私をよそにクリ子は一人楽しく水浴び中。靴を脱ぎ滝に足をつけとても気持ちよさそうにしている。クリ子~なんか怖いしはよ帰えろ~う!