昨日から雪が散らついていたウィーン。気温も今日は日中、零下を越すことはなかった。こんな日の晩には煮込みうどんか?とも思ったのだが昨日の友達のブログを読んでどうしてもサバが食べたくなってしまった。たまたま今日の夕方入っていた仕事がキャンセルになったので今日は少し時間をかけて料理をしよ~う!
日本から帰ってきて以来、野菜をいっぱい摂ることに目覚めた私。さぁ・・今日の献立はどうするかねぇ~日本から冷凍して持ってきた塩サバを解凍し、その間に白菜とオアゲさんのたいた物を作り、お!冷蔵庫にこの前買ったルッコラやらほうれん草やら色んな葉がミックスされた野菜が残ってるゾ。ちょいとしなっとしかけてきたからこれをカニカマと玉ねぎのスライスとでマヨネーズとお酢と胡椒で混ぜ、サラダ一丁出来上がり~!!順調!順調!!
お!待てよ。もしかしたらクリ子、焼いたサバなんて食べられないかもしれない。チェ!!めんどくさい。食べられなかった時の為になんか違うものでも作るかぁ。。。豚肉と野菜のオイスター炒めでも作っておくことにするかぁ・・・よし後はサバが焼けるまで出来上がった料理から食べていくことにしよう~
もちろん、うちには魚焼き機などついてない。だからコンロの上で網で焼くのだ。う~ん段々いい匂いがしてきた。他の物をつつきながら魚が焼けるのを楽しみに待っていたのだが、予想より脂身の多いサバ。焼いている間に油がポタポタと落ち、気づけば部屋の中は煙で真っ白だ。換気扇など効果なし。サバの威力の方がすごかった。後もうちょいで完璧な焼き具合ってところで落ちた油が燃え出した。後もうちょっとだったのに~残念。
さぁ・・焼きたてを食べるぞ!って食卓についたのはいいのだが部屋の中は煙で真っ白。その後、窓を開け震えながらサバを食べたのは言うまでもない。外はマイナス2度。その中で食べるサバはちょっとサバイバル気分でだけど身が柔らかく、塩加減も薄めでおいしゅうございました。食事が終わってもまだ部屋がくさ~い為、窓をしめられなかった私達。マイナスの夜にサバが食べたかったが為にその後窓を開けた状態で毛布に包まり団子のようになっていたマヌケな私達。
だけどクリ子はサバ一切れひとりでおいしい、おいしいと平らげておりました。二切れ焼いておいてよかった~。今日の教訓!!今度サバを焼く時はもう少し温かい日にしよう!!