ウィーンの郊外にBisambergという山がある。今日、午前中は二人とも自分達のそれぞれの仕事をし昼食後、晴れてきたのでBisambergに散歩に行くことにした。気温は低くないものの風がきついこの最近のウィーン。暴風の中(まさに耳に入ってくるのは風のボーボーという音だけ)新鮮な空気を吸いに山に登ってきた。
この最近雨が多いウィーン。今日は雨はやんでたものの地面はぬかるんでいて歩きにくかった。ってヒールで散歩に出かけた私が悪いって??いいのいいの・・・
野良犬さんも天気がよくなってきたからお散歩ね。あんたそれにしてもほんまに飼い主いいひんの???かわいい顔してるのに・・・トボトボ歩いている姿がかわいかった。
山といっても丘に近い山。そんなに高い山ではない。だけどここの頂上まで登るとウィーンの街が一望できる。だけど私はどちらかというとこういう自然の景色の方が好きなのだ。あら?赤い実がついた木がある?なんの木やろう~??
帽子の中からでている肌だけがいように冷たい。さぶいぼ(これ京都弁??本当は鳥肌というらしい)が頬一面にでてき、寒さで顎が痛くなってきた。そろそろ引き返す時間だゼ~!って引き返そうとしたその時、こんな池があった。小さい池だったけれどなんだかとっても癒された。
冬のワイン畑は寒々しい。ここBisambergはウィーンの中でワインを造る場所としてなかなか有名。
帰り道、少しずつ日も暮れてきお空もなんか違う表情を出し始めた。さぁ~暗くなる前に帰ろう。
と言いつつ帰らないのが私達。ワインの生産地と聞くと折角だからワインを飲んで帰らなくちゃって思うのは私達だけだろうか?いやいや寒くて体が冷えてきたからちょっと体を温めようという口実をつけホイリゲに行ったのは言うまでもない。
このホイリゲがヒット。ホイリゲワインはまだ若くて私個人としてはあまり好きではなかったがここのワインはまろやかさと香りの調和がとれててそれでいて辛口だった。おいしいワインに出会えて幸せなOyumichen。さっき昼に親子丼を食べてまだお腹がすいてないにも関わらず、ここのホイリゲ料理に魅せられてついついワインのあてを探してしまう。まだ夕方の4時、それなのに私達はワインと軽いおやつ??を食べ幸せなひとときを過ごしたのでした。
さぁ・・家に帰ってきてみると休日なのに留守電が入ってるゾ。それも頼まれごとの用事だ。少し酔いをさまし、頼まれていた本を読み、それをドイツ語に訳してから電話をしなくてはいけない。すっかり元の生活に戻ってしまった私達。さぁ。。今からもう一度本を読み直すとしますかぁ・・・