自然の中で食べるガッツリ料理

あらら・・・仕事から帰ってきてみると家の中がいい匂い。たまにこうやって私より仕事から早く帰ってくると自分で料理をして先に食べているクリ子。あまりのいい匂いに玄関先で、きっと牛肉をキノコと玉ねぎでじっくり炊いた料理かなぁ・・なんて想像して、居間をドアを開けたら、そこにあった光景は・・・・

チーズがたっぷり入ったパンチある太いソーセージ二本、玉ねぎとマッシュルームを炒めたもの、なぜかポテトチップス、そしてパンが大きいお皿の中に並べてありました。これとビールで美味しそうに食べてるクリ子。キミはアメリカ人かい?君は将来メタボ一直線だね!!ま、自分で料理作って食べていてくれるだけましか?

なんていいつつ・・・私の食べる料理もさほど変わりがないのは何故?!山に行くと何故かガッツリ料理が食べたくなる私。この日は牛肉の焼いたものに、ベーコン、旬のキノコ、それとポテトを焼いたもの添え。

これ、ちぇ、こんなけで13,50ユーロもするのかい?とこのお皿が来た時は思いましたが、(大抵、オーストリアではもうちょっとお皿が大きい)食べてみるとこれ大満足の一皿。牛肉がすごく柔らかくて、その上ベーコンから燻製の香りがいっぱいでパンチが効いてて、その上、このキノコ、ちょいと旬の時期から外れてきたのにも関わらず、とっても香りが高くて美味しかった。

そしてもう一皿、フレッシュチーズの入ったジャガイモのフライに香草ソース添え。これも運ばれてきた時、ちぇ!これは外した・・・きっと市販の売られてる冷凍食品が出てきたのかと思いましたが、ちゃんと手作りで、この中に入ってるフレッシュチーズと香草がとっても美味しかった。

やっぱり山に来ると何を食べても美味しいねぇ・・・。そして食欲も倍増するのは何故?!この後、二人でフレッシュチーズ入りパイのバニラソースがけとホイップクリームたっぷりのココアを頂きました。

これじゃ、クリ子の料理を馬鹿にはできないって?!二人揃ってメタボか?!

久しぶりにバイクでツーリング

この数日、夏が戻ってきたような天気が続いてるヨーロッパ。ウィーンもこの週末、30度近くまで気温が上がり、どこか外に遊びに行きたくて体がウズウズ。

午前中、家の掃除と洗濯を済ませて昼過ぎから久しぶりにクリ子の後ろに乗ってバイクで遠出をしてきました。いやね、昨日温泉に行く時にバイクで行こうと誘ってくるもんで、温泉に入って体がほぐれた後に一時間以上もかけて、(それも夜の10時から)ウィーンに帰ってくるのだけは勘弁してくれ!とお願いしましてね。その代わりに今日のドライブはバイクになった訳です。

このバイク、ハーレのスポーツタイプのものなんですがね、後ろの座席のクッションがもうないに等しいんで、バイクに3時間も乗ってるとお尻が痛くて仕方ありません。クリ子にはこの辛さが分からないだろうなぁ・・・。(彼のシートはとってもいいクッションがついてるんだもん!)お尻が痛い!とクリ子に言ったら、じゃあ運転代わろうか?って意地悪して聞いてくる奴。1200ccのバイクなんかに乗れるわけないの知ってるくせに!!

行った先はウィーンのお隣の州にあるHohe Wand。岩だった山でそこをバイクで登っていくのはとっても興味深くて爽快なんですが、あの・・・寒い。山の上は急に気温が下がるようで、もう目的地に着いたことには、そこは日陰になってて、私の唇、マ・ム・ラ・サ・キ・・・

今回は高速道路を使わず、地道でゆっくりと田舎の風景を見ながら走ったのですが、秋にさしかかろうとしている田舎の景色はどこをみてもとってもロマンチックで美しい。お尻が痛くとも寒くともツーリングする価値はあります!

結局、寒くって山の上では体を温める為に食事をしただけですが、雲ひとつない日に田舎の方をツーリングするのは気分転換にもって来い!!