Hallstattのクリスマス市

ハルシュタットのクリスマス市は三日間だけしか催されない。ほんとにこじんまりした、これが目玉ってものもない、地元で開催されている小さなクリスマス市なのだが、私達は何故かここのクリスマス市がホッとできる場所なのだ。

前にここのクリスマス市に来たのは、まだ結婚する前だったからかれこれ4.5年前のことかな?その頃、たまたま気分転換に訪れたハルシュタットでやってたのが、このクリスマス市。

なんとなく温かくて、手作り感と地元の人達が団結して開催されている心というものがこのクリスマス市に表現されていて、なんだかウィーンの忙しさを忘れさせてくれる。

ここで前と同じように、薪で炊かれたホットワインや、手作りスープ、お肉からこだわったソーセージをさむ~い夜空の中食べるのがまた美味しいのさ。

家の中で食べても大したことないものが、こうやってお祭り雰囲気の中で外で食べるのは最高においしい。

本来のプランではこの後ちゃんとレストランに食べにいくつもりが、温かいスープとソーセージに魅せられ、これが晩御飯となってしまった私達。デザートにリンゴの揚げた天ぷらを食べて結局、ホットワインを一人4杯ずつ飲み、最後の〆にここで作られているもみの木の樹脂の部分からできたリキュールで今日を乾杯してクイっと飲んで今日はおしまい!

静かな街で何もすることがない私達は、冷えた体をお風呂で温め、夜の8時半にはいびきをかいて眠りについていた。私達はもう、じいちゃんとばあちゃんか?!

Hallstatt

先週末はクリ子とザルツカンマーグートへ小旅行へ行ってきた。氷ついた寒さの中で見るここの景色が大好きな私達は、今回ハルシュタットのクリスマス市に合わせて旅を計画していたのだ。

今年は暖冬ということもあり、まだ雪はほとんど積もっていなかったが、それでもここの街の冬の景色は最高!寒さとあと山々の陰になっている為か、冬のここの景色はなんだか湖や空気、そして山々が濃いブルーがかっているように見える。

日が暮れるまでちょっと山を散歩し、その後、街に下りてきてちょっとウインドーショッピング。

本当に小さい街なので、すぐ見て回れてしまうのだが、そこをゆっくり見て回るのが、のんびりしていていい。

どのお店も独創的で、お店に沢山の愛情を注いでられる。

グムンデンの食器もこのようにクリスマスバージョンに飾りつけされていて、なんだかかわいい。

ここら辺は昔から塩が沢山採取され、それで街が潤っていた。だけど塩だけじゃなくて、いい木も沢山あるようで、手触りのいい木でできたお皿やカップ、そしてこんなものが沢山売られていた。

さぁ~そろそろ寒くなってきたので、街の中心でやってるクリスマス市に向かおう~!

そこで頂くのはやっぱりこちらでしょう!!

お食事編 (忘年会)

今回、会社のクリスマスパーティーが開かれたのはこちらのレストラン

なかなか洒落たレストランで今回、お食事を頂いたのはこちらのコースメニュー。まずは食前酒から・・・

コースメニューでも前菜、スープ、メイン、デザートがすべて2種類のうち1つずつ選べるようになっている。クリ子と私は2種類とも味わいたかったので、二人とも別々の料理をチョイス。

スープの一つ目、カボチャスープ、海老の揚げ物添え。これ、ちょいと味見させてもらったが、かなり美味しい。オーストリアでは珍しいぐらいにカボチャの味が濃厚で、それでありながら重くなくサラリとした口当たり、バランスの取れた一品。

こちらは私が頂いたホタテ入り栗スープ、黒トリュフがけ。こちらは残念ながらあまり栗の味がしなかったかな??これがポテトスープだと言われても納得してしまいそうな、そんなぐらい栗の存在がなかった・・・・・。

ワインも白か赤か選べるようになっていてお食事にあわせて、ケルナーさんがワインを用意してくださる仕組み。

そしてこちらがクリ子のメイン、やぱりまたここでもステーキ。西洋パセリのリゾット添え。このパセリのリゾットがさっぱりしていてとっても美味しかった。これは今度家で真似をさせて頂こう~!!

私のメイン、鶏の胸肉と海老のナッツソース添え。アジア仕立てになっていて私には食べやすかった一品。

そしてデザートから、まずはクリ子のチョコスフレ、手作りアイス添え。これ、甘すぎず重たすぎず、とっても美味しかった!!

もう一つのデザート、サワークリームのパンケーキにキャラメル仕立てのリンゴ、リンゴムース添え。これはパンケーキというより、焼きプリンを思わせるような、フワ~とした柔らかさと軽さ。見かけは大したことないが、これもとても美味しいデザート。

今回のレストラン、一つ一つの味つけがとても丁寧で、バランスが取れていてかなりレベルが高い。お店もなかなかお洒落なので、今度また何か集まりなどがあった時には是非使わせて頂こう。会社の皆さん、ご馳走様でした。