今にも石がまたごろごろ落ちてきそうな岩盤を横目に見ながら、早くここを抜け出したい一心で一生懸命先を目指すも、道がぬかるんでいてなかなか先へ進めない。
そんな石と石の間をあること10分・・・・出てきましたHuetteneck。アルムと言っても本当に小さい山の上の村。ほとんどの家が手作り。
この時期、ここには誰も住んでいない。牛も羊も人も皆、下界に下りちゃったようだ。そんなし~んとしたこの村からみるこの景色がまた神秘的。下の方に見える湖は私達がついさっきまでいたハルシュテッター湖。
この日は天気がころころ変わりやすく、さっきまでちょっと晴れてたかと思ったのに、もう霧に覆われてきた。
これ、一枚目の写真からおよそ5分でこの様。自然の天候の移り変わりは本当に早い。だからこそ美しくもあり、また恐ろしい。
霧も上がってきたことだし、早めに下に下りようゼ!クリ子さん。ってまたあの崖みたいなところを歩いて帰るの?!