今にも石がまたごろごろ落ちてきそうな岩盤を横目に見ながら、早くここを抜け出したい一心で一生懸命先を目指すも、道がぬかるんでいてなかなか先へ進めない。
そんな石と石の間をあること10分・・・・出てきましたHuetteneck。アルムと言っても本当に小さい山の上の村。ほとんどの家が手作り。
この時期、ここには誰も住んでいない。牛も羊も人も皆、下界に下りちゃったようだ。そんなし~んとしたこの村からみるこの景色がまた神秘的。下の方に見える湖は私達がついさっきまでいたハルシュテッター湖。
この日は天気がころころ変わりやすく、さっきまでちょっと晴れてたかと思ったのに、もう霧に覆われてきた。
これ、一枚目の写真からおよそ5分でこの様。自然の天候の移り変わりは本当に早い。だからこそ美しくもあり、また恐ろしい。
霧も上がってきたことだし、早めに下に下りようゼ!クリ子さん。ってまたあの崖みたいなところを歩いて帰るの?!





それにしてもこの日は霧が深かった。なんだか神秘的・・・・
誰もいないこのハイキングコースはとっても静かで、澄んだ空気を一人、いや二人占め?!こんな幸せはない。
今回の小旅行で宿泊したのが、
何がいいか?って・・・それは街の中心地のど真ん中にある、このホテル。いい気分に酔っぱらって後はもう寝たいっていう私達にとってはクリスマス市から歩いて5歩っていうのがいい。
今回の旅のコンセプトは綺麗なものと見、澄んだ空気と美しい自然を五感で吸収してリラックスすること。その為にもある適度のリラックスができる宿泊先が今回は欲しかった。
別にホテルで何をするわけでもない私達。ただ荷物を預けて、後はぐっすり眠れる場所さえあればそれでいいのだが、今回はそれでもなんとなく、ゆっくり休みたかったので、ある適度綺麗なホテルをチョイスしました。
クラシックな造りのこのホテル。ウィーンから車を走らせること、4時間ちょっと、その後、山登りをした私達が、ホテルに帰ってあまり遠出をしずにも食事が頂けるということことも条件に、ここを選んだのもその一つ。このホテルの下には、なかなか美味しい料理が頂けるレストランがある。結局、クリスマス市で食事を済ませてしまった私達は、ここで夕食を頂くということもなく、爆睡の道へまっしくぐら~だったのだが。