週末の我が家

日本にも寒波が来てみたいですが、こちらにも冷たい風が吹いているようで、今朝9時の時点で外はマイナス8,6度。いやぁ~これから私、山で仕事なんですけど・・・・。ってことは今からマイナス9度のところに向けて歩くんですかぁ・・・・仕方ない。これも仕事です!!でも今日の仕事が終われば私にも週末がやってくる~。

そんな私達の週末の行事は、やっぱり今週もちゃんと無事に済ませました!という乾杯の盃。3日ほど前から今週末は日本酒を頂こうと決めていたのだが、そんなことも毎日の忙しさで忘れていたら、今朝一番、冷蔵庫を見てみると、もう日本酒が冷蔵庫に用意してあるではないか!さてはてこれはクリ子が朝起きてすぐに日本酒を冷蔵庫に入れたと思われる。なんと可愛いヤツめ!今日は日本酒の日だ!と気合を入れて何も言わずソっと冷蔵庫に日本酒を用意してるなんて。

そんなクリ子の純粋な心を壊さない為?にも家にあるもので、簡単なつまみ料理を作った。まずはしめ鯖。これは日本食財店で先日、セールしていたので、買っておいた一品。ウィーンにもサバは昔からあるようで、日本風しめ鯖も何の抵抗もなく、すすんで食べておりました。

そして今日の我が家のメイン。それがこの日本酒!(これがメイン?!と言わないで)我が姉、クサクサが秋に来てくれた母に私達にと持たせてくれたお酒。彼女はお酒をほとんど飲まないのに、日本酒好きな私達の為に伏見の老舗の酒屋さんに足を運んでくれたその気持ちが何より、お酒を美味しくしてくれてる。原酒というだけあって、力強い迫力のあるお酒で寒いウィーンの冬にとっても合って美味しかった。クサクサ、ありがとう~よ~!!

そして野菜も食べなくちゃね!って冷蔵庫にあるブロッコリーでブロッコリーのおかか合え。

クリ子の大好きな目玉焼き。綺麗に巻けてないのはお見逃しを。これが私の性格なのよ・・・・だって全部を同じ時間に熱々で出来上がるように一人で作ろうと思うと、こんなところにまで気が回らんのよ~。なんて言い訳・・・・・トホホホホ。

そして納豆におねぎのみじん切り、つなぎにマヨネーズとちょいと田舎味噌を入れて合えたものを、お揚げに入れ巾着にしたもの。こういう邪道みたいな料理がチビチビやるお酒には合うのよ~。

そして寒かったので、湯豆腐。ってなんでお豆腐が割れてるの??なんでこっちを向けて写真が撮ってあるの??と愚痴をこぼしそうだが、料理を作りながら写真を撮ってたら、料理が冷めるので、クリ子に写真は任せていると、やっぱり男だねぇ・・・こういうところは気にならないらしい。でも私としては綺麗な面を写真に収めて欲しかったよ~クリ子さん。

そしてこんな料理ばっかりだと、クリ子がいい顔してくれないと思ったので、保険の為に作ったクリ子用、焼肉のレタス包み。好みで自分でレタスの中に焼肉、薬味、クリ子の大好物のマヨネーズなどを入れて巻いて食べる。

そしてデザートにこれまたクリ子の大好物。ゴマ団子のココナッツミルク仕立て。

この最近、外で食べるより自分達が作ったものを食べる方がホッとするのか、手間や後片付けを考えると面倒だが、家の食事を重点的にしている私達。幸せな週末の昼食でした!と言いつつ、私は今から忘年会へ~!!

Bad Ischl

バート・イシュルはハプスブルグ家と関わりが深い街だ。そしてここは昔から塩と温泉が湧き出る街として有名。王族達の保養地として、ここをよく訪れていたということもあって今ではスパリゾート地に。

ここも山と川に囲まれた自然豊かな街で、ここの歴史は長い。西暦1200年頃にはもうここに人が住んでいたという。

この時期はこの街もクリスマス一色。学校もこんな風にクリスマス用イルミネーションされ、かわいらしい。

こうやってみるとハプスブルグ色の黄色い建物が多い。またこの色がこの街にしっくりくる。すべての建物がウィーンに比べて小さめで愛嬌があり、だけどそこに品を感じる何かがある。

ケーキ屋さんにはこの時期、クッキーでできたお家がショーウインドーを飾る。これを見て、クリ子は自分達でクッキーを一から焼き、家を作るのだ!と張り切っているが、さてはてどうなることやら・・・・・。

オーストリアの花屋のクリスマスバージョンの典型的な図。

そんなクリスマスの典型的な図のもう一つがクリスマス市で頂くホットワイン。

そのお供はここの地元のレストランが出展しているこれ。

お団子の揚げたものとザウワークラウト(キャベツの酢漬け)。でもザウワークラウトが苦手な人用にリンゴムースも用意されている。私達はデザートとして頂いたので、リンゴムースで。

さぁ~あと一週間でクリスマス。早くやってこないかなぁ~。

運動の後の楽しみ

山を歩いた後は、お腹がすくってもの。山を下りながら頭の中は、昼食のことでいっぱい。折角、田舎の方に来たんだから、いかにもオーストリア料理というガツンとくる田舎料理を食べたかったのだが、山を下りた時にはすでに昼の2時過ぎ。

ウィーンじゃこんな時間でもそれなりの料理が食べられるのだが、田舎の方は甘かった。どこも昼食は2時までで、どこもキッチンが閉められていた為、仕方なくバートイシュルまで車を走らせ、ここにならなんぞ食べるものがあるだろう・・・・と期待していたが、ここもお昼ご飯は2時まで。甘かった!結局、開いていたのはカフェレストランだけ。

ってな訳で、仕方なく私達はここで昼食を頂くことにした。まずはやっぱり運動の後のビールでしょう!この一杯が最高に美味しいんだよね!!

そして後は数少ないお料理の中から、まずはチーズのフライを。

そしてメイン料理、豚のステーキにセロリソース添え。

なかなか美味しかったんだけど、もっとぼてっとした田舎料理が食べたかったなぁ・・・この料理だったらウィーンでも頂けるもん!だけど食事にありつけただけ良しとしよう~!

お食事の後は、カフェレストランってことで、ケーキも頂くことに。これフワっとしていて美味しかった~!そして甘さ控えめなのが、嬉しい!!

そしてそのお供はやっぱりコーヒーでしょう~!!コーヒーを頼むとこのように銀の皿にコーヒーとお水がのってくるのが、ウィーン風。

どれもなかなか美味しかった!だけど一番美味しかったのはやっぱり体を動かした後の、一口目のビールかな?!