やっと一息つけた休日。昨日は、お友達が私の快気祝いパーティーをしてくださり、体に優しく、心のこもったお料理に、ワイン、そして気の合う友達同士でべちゃくちゃ喋る、とても幸せな午後を過ごさせてもらった。こんな素敵なお友達、そして週末だというのに、家を一日中空けていたのにも関わらず、文句ひとつも言わず、私の帰りをにこやかに迎えてくれるクリ子に心から感謝。ありがとう~!!
さてさてイタリア旅行の初日、どうしても見ておきたかったのがシスティーナ礼拝堂だ。
システィーナ礼拝堂にたどり着くまでにはヴァチカン美術館の館内をひとつずつ見て回り、最後の出口前にやっとシスティーナ礼拝堂に出くわせる。
まさか、こんなにヴァチカン美術館が大きいとは思っていなかった私達。見ても見ても次から次へとすばらしい彫刻や天井画、宗教画が展示してあり、いつものことながらヨーロッパの美術館は芸術の倉庫みたいだと思うのは私だけ?
ちょっとした廊下にもこんなに立派な装飾を施すなんて一体、どれだけの権力をこの時代の法王は持っていたのだろうか?
ここの美術館にはラファエロはダ・ヴィンチの絵やその他にもエジプト神像や石像が沢山ならぶ。
どれひとつとっても、素晴らしいものばかりだが、でも私達が一番見たかったのが、ミケランジェロの傑作”最後の審判”だ。何時間もかけてこの美術館を回ってきて、システィーナ礼拝堂の天井画、”アダムの創造”と共に最後の最後に出くわす絵にふさわしい、とてもダイナミックでかつ、繊細。そしてこの天井画と共にこの絵が見る者に訴えかけ、考えさせられるそんな絵画。(ここでは撮影禁止)
歳と重ねるごとにちょっとずつ絵画にも興味が出てきた面白くなってきた今日この頃。これからもいろいろな美術館に足をのばそうと思う。