寒くなる前に・・・

日本では昨日は終戦記念日だという日、オーストリアでもまた宗教的なことで祝日だった。ってことは3連休??オーストリア人の沢山は、この三連休を使って旅行に出かけたり、休暇を取ったりしている人が多いのだが、私は生憎、土曜日が仕事な為そうはいかない。なら金曜日夏を満喫しにどこかに遊びにいきましょう・・・湖?それとも海外??

IMG_9011.jpgそれがドッコイ。15日の天気予報を見ると、雨に雷。それも午後からかなり集中的に雨と雷が来る為、警戒信号が出ている。ア~折角のお休みなのに・・・

IMG_9012.jpgってな訳で雨が降り出す前に午前中に二人でお散歩に行き、その後は夏にしか味わえないレストランのテラスでお食事を食べるというコースになった。昨日訪ねたのはウィーンの郊外にある緑ゆたかなところのお庭にあるイタリアレストラン。

IMG_9013.jpgまずはワインで乾杯。そしてその後はめいめい好きなものを。私はいつもここに来ると周りのオーストリア人が頼んでいるイカのグリル、ルッコラ添えにチリソース。

IMG_9015.jpgそしてクリ子はやっぱりピザ。私の個人的な考えからするとピザじゃなくてもっと手の凝った家では食べられないハッとするような物を食べて欲しいのだが私の好みは押し付けられない。今日は目をつぶろう!

IMG_9016.jpgまだお昼でそんなにお腹もすいていなかったのでこの日はこの後すぐデザートと相成りました。やっぱりイタリアレストランではティラミス?って訳じゃないけれど、ここのレストラン自家製のご自慢のティラミスと書いてあったのでついつい頼んでしまった。甘さ控えめで、でも濃厚ですごくおいしかった。そしてその相棒はカプチーノ。

やっぱり冬が長いウィーンでは外で心地よくお食事を食べられる期間ってとても貴重。今年の夏は長い間、日本に帰っていたのでそんなウィーンの夏を味わうことも無かったのだが、残りわずかな今年のウィーンの夏、時間のある限り楽しみたい。

って今日から冷え込み、日中も15度ぐらいまでしか気温が上がらなかったウィーン。長袖のシャツにコートを着て仕事に行ってもまだ寒かった。あ~こうやってウィーンの夏も終わっていくのだろう・・・寂しい。

昔の電車

ウィーンの郊外にKahlenbergという山がある。昔この山に行く交通手段はこの電車一本だった。

IMG_8982-1.jpg急な山をヨッコラショ、ヨッコラショと登っていくこの電車。そしてその電車の中では綺麗に着飾った紳士や婦人などが一つの社交の場としておしゃべりをしながらこの道中を楽しんだ。

IMG_8983-1.jpgこの窓からは一体どんな風景が見られたんだろう・・・きっと100年、200年と昔と変わらぬ街を守っているヨーロッパはきっと今も昔もほぼ同じ風景がこの窓から見られるのだろう・・・

IMG_8985-1.jpg電車の中は以外とゆったりとしている。

IMG_8991-1.jpg今も昔も変わらぬウィーンの風景、大切にしていきたいものだ。

にがり化粧水

乾燥しているヨーロッパに長年住んでいると、肌もボロボロになる。できるだけ保湿性の高い化粧水とこんなの日本で使ったら肌がベトベトになるんじゃないの?ってな保湿クリームを塗っても肌はカサカサ。白い粉をふいている。

IMG_8972.jpgそんな私が今回日本滞在で出会った化粧水がこれ、にがり化粧水。見たかんじは保湿性の少ないとてもさっぱりした化粧水に見えるのだがこれがどっこい。日本の夏の湿気のせいかこの化粧水のお陰かはわからないが、お肌がしっとり。そして何よりも日焼けした顔がこの化粧水を使うと他の化粧水に比べて日焼けの色が顔に沈着しないのだ。いわゆる美白効果だ。

でも残念ながら日本から帰国する飛行機の中ですぐさま乾燥肌にもどり、ウィーンに戻ったと同時にまたカサカサ白い粉がふいた顔へと戻ってしまった。

IMG_8975.jpgってな訳でまた昨日から始めました。このにがり化粧水。日本からにがりだけ持参し、後はこちらで購入。にがり化粧水の作り方は以下の通り。

  • 精製液 25ml
  • にがり  3滴
  • グリセリン 小さじ1 (2.5ml)

IMG_8979.jpgこの3つを瓶に入れ、よく混ぜてできあがり。あとは要冷蔵。これで一週間ほどは持つらしい。

このにがり化粧水は薬剤師をしている妹から伝授されてきたもの。まだこっちで試してみて一日だが、気のせいだがちょいと肌のカサカサがおさまったような気がする。およそ10ユーロ以下で作れるこの化粧水。これで効き目抜群ならこれからはこれにお世話になろうと思う。

もしご興味のある方は試して見てください。

日本ではグリセリンも精製液もドラックストアーで購入ができるとのこと。オーストリアでお試しになりたい方はグリセリンは薬局で2ユーロ弱で購入できました。あと精製液はドラックストアーなどで売っているコンタクトの保存液で代用できるようです。くれぐれもコンタクトレンズの保存液と洗浄液が一緒になったものを買わないようにお願いします。