オペラ ”椿姫”  (Opernfestspiele 2008)

今年も行ってきました野外オペラ。この季節約1ヶ月半ほどウィーンから車で1時間ほど行ったところで野外オペラが毎晩上演されている。

IMG_9080.jpg夏休みになるとウィーンでは演奏会がめっきり減ってしまうので私達は毎年、夏になるとこの野外オペラを観にいくことを楽しみにしている。歌い手の質はウィーンオペラ座などから比べるとワンランク落ちてしまうが、いいところもいっぱいあるのだ。

IMG_9079.jpgそれは、ウィーンではモダンな舞台演出のオペラがこの2,3年続いているのだが私個人としてはそれがあまり好きではない。私としては作曲家が作ったその時の演出にそって舞台をやってほしい。それがここの野外オペラは毎年莫大なお金を使って舞台装置から演出をし、クラシックなオペラを演出してくれる。

IMG_9082.jpgやっぱりこうじゃなくっちゃ!

IMG_9083.jpgこの舞台から建物、すべてこの一ヶ月半の野外コンサートの為に作られたもの。普段はちょこっとローマ遺跡が残るそんな平地なのだ。

IMG_9091.jpg今回の上演の質としては例年に比べてちょこっと落ちるかなぁ・・主役のヴィオレッタ役が物足りなかったかなぁ~。色んな感想があるのだがここには書かないでおきます。

IMG_9100.jpgおよそ夜中の12時にオペラは終わるのだがカーテンコールの後、いつも音楽と共に花火が上がる。この花火を見るとア~夏が終わっていくんだぁ~って思うんだよね。

さぁ~今から来年のリゴレットが楽しみだ。