ワインテースティング

今日の晩はある方からワインのティースティングにご招待して頂き、色んなワインを試飲してきた。Kamptalはオーストリアの中でも有名なワインの名産地。今日はその中でもお勧めのワイン達をご賞味させて頂いた。

IMG_0863.jpgここのワイン、どれ頂いてもワインのクオリティーがすばらしい。人それぞれワインの好みは違うのだろうがここのワインは私の口にすごくあった。もちろん試飲させて頂いたワインの個性はそれぞれだ。Abgangには喉越しがよいもの、一口頂いた後に喉に残るワインのハーモニーなど色々である。

こんなに色んなワインを頂くとそれぞれの持つワインの個性がよくわかって勉強になる。軽やかな口当たり、だけどその後にアロマが広がり口の中にムワ~ンとワインの香りが広がる。そして喉を通るときにそれが一つにまとまって喉にス~と落ちていく物もあれば、喉でバランスがバラけるワインもある。これはそれぞれの好みだろう。

IMG_0860.jpgだけど私の好みは喉を通る時に一つのハーモニーを保って、どれが強く出るわけでもなく全部がいいバランスを保ちながら喉をスル~って落ちていくのが好きだ。今日はそんなワインに出会えた。

気にいったワインを1カートン注文し、好きなだけワインを頂きいい気分でダンスを踊り・・・すごく気持ちがいい。

今から注文したワインが家に届くのが待ち遠しい・・・・ ちなみに今日私達が試飲したのはHolzerという銘柄。

芸術の街フィレンツェ

IMG_4921.jpgヴェネツィアを満喫した後、向かった先はヴェネツィアから車で3時間ほどのフィレンツェ。ここも13年前にイタリアを訪れた時に寄った思い出深い街だ。この街は紀元前7世紀頃には存在していたという。

IMG_4922.jpg13年前の思い出、漠然と頭に残っている一つの絵。その絵に描かれた道を求めてフィレンツェに来たのだが、この10年ほどでかなり都会化したのか雰囲気が少し変わっておりその道はどんなに探しても見つけられなかった。

IMG_4938.jpgさぁ~この街の中心と言われればやっぱりドゥオモだろう。

IMG_4939.jpgこの堂々たる姿に何回みても圧倒される。そして隅々まで施されている彫刻や装飾は見ていても飽きない。絶えず発見の嵐だ。

IMG_4943.jpgこの建物がどれだけ大きいかこれで少しは想像して頂けるのではないだろうか?

IMG_4969_01.jpgそして中に入ってみると普通のドゥオモとは少し様式が違うのに気がつく。入るとただだだっ広い大理石の床があるだけだ。普通ならそこに長いすがいくつも並べてありそうだがここは大きなホールみたいだ。そして正面の天井に高さ106mの大クープラ(円盤)がある。暗く、外に比べると装飾の少ないシックな内装。そこにこの大クープラだけが輝かしくまるで大輪の花が咲いているようだ。

IMG_4962_01.jpgそしてフィレンツェの街を見て回っているとそこら中に彫刻の銅像がいっぱいたっている。さすがミケランジェロやレオナルド、ダ、ヴィンチが育った街だけのことはある。

IMG_4964_01.jpgそしてちょこっと建物の中をのぞくとこんな素晴らしい内壁がところどころで見られる。

IMG_4957_01.jpgそしてフィレンツェで忘れてはならないのがポンテ、ヴェッキオ橋だろう。(上から二番目の写真) フィレンツェに流れるアルノ川にかかるフィレンツェ最古の橋。昔は橋の両側に肉屋などが建ち並んでいたが悪臭がすごい為、王様がそれらの店を撤去させその代わりに宝石店を建てさせた。

IMG_4956_01.jpgなかなか時代を感じさせる店構えだ。貴金属で有名なこの橋でクリ子にまだプレゼントしてもらっていなかったMorgengabe(結婚式の次の朝に新郎からもらうプレゼントのこと)をここで探そうかと思っていたがあまりにも派手なアクセサリーに今回は断念したのでした。

芸術の街フィレンツェ、街をブラブラ見て歩くだけでも飽きない。絶えず何かの発見がここで見出されるはず。芸術に興味がある方は是非一度、フィレンツェに。

おら、ダウン!!

我が家の姫のような殿が昨日の晩からダウンしてしまった。この2年ほど一度として風邪一つひかず元気にやっていたのだがこの急な天候の変化に体がついていけなかったのか昨日の晩、気持ち悪い・・と言い始め、ヤバイと思った時にはダウンしてしまった。

IMG_1130.jpg今日朝一から用事があった私を寝かしてやろうと殿はトイレに近いソファーでご就寝のご様子だったが寝室に聞こえてくる、ハァ~ハァ~、オエ、オエ!!って声で結局ほとんど眠れなかった。どうもクリ子は体が悲鳴を上げるとまずは胃にくるようだ。気持ち悪い、気持ち悪い、と言いすべてのものを吐いてしまう。そしてその後、高熱が出るのだ。でもいつもよりは顔に少し余裕があったのでもうしばらくほっておいた。どうせ私が何かしようとすると静かにして!それから目障りな物は全部消してと言われる。そうクリ子は病気の時は一人で真っ暗なところで無音のところで寝たいのだ。

Lassen5.jpgそうですかぁ・・・そうですかぁ・・・私がかまうと余計にうざったくなるのね。たまに水分補給と薬を与えるだけで後は静かにしてろ!ということらしい。だけどクリさんよ~今日はキミ達の会社で大きな行事がなかったかい?世界各国からいろんなゲストをお招きするんじゃなかったかい?クリ子~クタばってる場合じゃないで・・・だいぶ顔色もいいし、吐き気もなくなったし、後は熱だけそうやから会社のパーティーに出ておいで!ちょっとでもいいから・・・と言ったが結局、クリ子は会社に出なかった。あ~クリ子よ~今日は会社の一大事だったのに・・・シャツにピシッとしたスーツ、全部用意しておいたのに・・。後で会社から私に電話がかかってきた。様子はどう?ちょっとでも顔出せそう?いや、私は元気なのですが、我が家の殿が死んでるのでございます。そうかぁ~じゃあOyumichenだけ会社においで!なんて言われても急にアジア人がその場に顔を出しただけでも目立つのにここで仕事をする殿なしに私がそんなところに顔だしたらアンタ誰?状態だよ~。それに外国のお客様とは英語だしさ。

なんて言いつつも会社の晴れ舞台を一目見たかった私でした。クリ子~明日までには元気になってよ!明日も明後日もずっと予定入ってるんだから・・って私、もしかして鬼?