ヴェネツィアを満喫した後、向かった先はヴェネツィアから車で3時間ほどのフィレンツェ。ここも13年前にイタリアを訪れた時に寄った思い出深い街だ。この街は紀元前7世紀頃には存在していたという。
13年前の思い出、漠然と頭に残っている一つの絵。その絵に描かれた道を求めてフィレンツェに来たのだが、この10年ほどでかなり都会化したのか雰囲気が少し変わっておりその道はどんなに探しても見つけられなかった。
この堂々たる姿に何回みても圧倒される。そして隅々まで施されている彫刻や装飾は見ていても飽きない。絶えず発見の嵐だ。
この建物がどれだけ大きいかこれで少しは想像して頂けるのではないだろうか?
そして中に入ってみると普通のドゥオモとは少し様式が違うのに気がつく。入るとただだだっ広い大理石の床があるだけだ。普通ならそこに長いすがいくつも並べてありそうだがここは大きなホールみたいだ。そして正面の天井に高さ106mの大クープラ(円盤)がある。暗く、外に比べると装飾の少ないシックな内装。そこにこの大クープラだけが輝かしくまるで大輪の花が咲いているようだ。
そしてフィレンツェの街を見て回っているとそこら中に彫刻の銅像がいっぱいたっている。さすがミケランジェロやレオナルド、ダ、ヴィンチが育った街だけのことはある。
そしてちょこっと建物の中をのぞくとこんな素晴らしい内壁がところどころで見られる。
そしてフィレンツェで忘れてはならないのがポンテ、ヴェッキオ橋だろう。(上から二番目の写真) フィレンツェに流れるアルノ川にかかるフィレンツェ最古の橋。昔は橋の両側に肉屋などが建ち並んでいたが悪臭がすごい為、王様がそれらの店を撤去させその代わりに宝石店を建てさせた。
なかなか時代を感じさせる店構えだ。貴金属で有名なこの橋でクリ子にまだプレゼントしてもらっていなかったMorgengabe(結婚式の次の朝に新郎からもらうプレゼントのこと)をここで探そうかと思っていたがあまりにも派手なアクセサリーに今回は断念したのでした。
芸術の街フィレンツェ、街をブラブラ見て歩くだけでも飽きない。絶えず何かの発見がここで見出されるはず。芸術に興味がある方は是非一度、フィレンツェに。