ハイドンゆかりの地

今日は用事があったついでにアイゼンシュタットと言う街にちょこっと寄ってきた。この街でなんといっても有名なのが作曲家のハイドンとエスターハーツィー城だろう。

IMG_5105.jpg1672年に建てられたこのお城はエスターハーツィー候のお城として作られた。中はバロック様式でエスターハーツィー候に仕えていたハイドンはこのお城で何回も演奏をした、ハイドンにとってはゆかりの城である。

IMG_5108.jpgこのこじんまりした街、メインストリートの両脇に並ぶお店もなんだかかわいらしい。

IMG_5110.jpgかと思えば街の中心、ドゥオモはどでかくお世辞にも外観はあまり素敵だとはいえない。

IMG_5104.jpg今回は時間がなかった為、ちょいと寄っただけだったのでこの街のよさにあまり触れることはできなかったが、今度また一度新たな発見を見つけにゆっくりとここを訪れたいと思う。

悩む、悩む・・・

この最近、クリ子との話し合いの毎日が続いている。毎日一生懸命思い当たること、疑問や不安に思うこと、そして先々どうなるか?、そう、見えない形になっていない今の時点ではわからないことを話し合うのにはすごく労力を遣う。ましてやこちらはドイツ語。毎日クタクタ、そしてどうしたらいいのか自分自身でもわからない自分に疲れてしまう。そして見慣れない多額の金額。見てもあまり想像もできない。必死で日本円に換算して想像してみる・・あ~もうちょっと考える時間があればいいのに・・・

IMG_4792.jpg毎日、夢の中で多額の数字が並ぶ。えっと何個ゼロが並ぶんだっけ??そしてわけのわからない数字を夢の中で計算している自分がいる。

そろそろ話しを引き伸ばすのをやめよう。私達が今ぶつかっている問題とは家を建てる土地を購入するかしないかだ。

IMG_4793.jpg今までもちろん土地も家も買ったことのない私達にとって多額の金額が動く土地の購入はかなり判断が難しい。その土地は日当たりや方向などを考えるとかなり安いし良い。だけど問題はそこが少し田舎なことだ。ウィーンまで出てくるのには高速を使って40分から50分。渋滞などに巻き込まれたら一時間半ぐらいはかなりかかるだろう・・だけどウィーンの郊外に住んだとしても結局、朝のラッシュなどには1時間は余裕でかかるだろう。今のウィーン市内では土地を買うのはほとんど無理に等しくなっている。土地があったとしても日陰だったりめちゃくちゃ小さいのにめちゃくちゃ値段が高かったり。それなら大きめのマンション住まいでいいじゃない?とお思いだろう。だけどそうするとピアノがほとんど弾けないのだ。

街中に住むのも田舎に住むのも一長一短。一生住むことになるかもしれない場所。そんな簡単には決められません。だけど考えることのできる期限は明後日までに迫っている。さてどうする??

お食事編

イタリア旅行をした目的の一つに魚介類をたらふく食べたいというのがあった。今回は旅行の期間も短いことから好きなものを好きなだけ食べようと決めていた。

IMG_4934.jpgイタリアの食前酒として代表されるAperolというお酒。ちょこっとほろ苦く甘い。これだけで飲むと私には甘すぎるのでいつも炭酸水で割って飲んでいた。だけどこの苦味が食欲をそそる。

IMG_4931.jpgそして前菜は猪肉のカルパッチョ。これにいっぱいのルッコラとパルメザン、そしてフレッシュなレモンをギュ~と絞って食べる。牛肉のカルパッチョよりずっとあっさりしていて食べやすい。

IMG_4935.jpgそしてそんなお食事の共はトスカーナワインだろう。この日は頼んでいたワインのボトルがきれていたのでお店の人お勧めのワインを頂くことにした。毎日二人で食前酒とワインを一本空ける贅沢な毎日。これだけで私は幸せよ。

IMG_4936.jpgそしてこの日はあまりお腹がすいてなかったのもあり軽くパスタということにあいなった。クリ子のサーモンのタリアテッレ。

IMG_4937.jpgそして私がイタリアで食べつづけたボンゴレビアンコ。お店によって全然味が違う。ここのにはボンゴレの上に贅沢にも黒トリュフがかかっていた。

そしてクリ子は甘いデザートにエスプレッソ。そんなクリ子を見つつ、私は永遠にワインを片手にクリ子に話し掛ける。これがいつもの私達の食事の光景。

結論、海に面していて太陽に恵まれている国はグルメだということ。あ~なんでオーストリアは海に面してないの??