10歳児と京都

今回の日本帰国で一番嬉しかったのが子供たちが(特にルーべ)日本の歴史や文化に興味を持ってくれたことです。3年前に帰った時には公園や遊具があるところ以外はどこに行っても”退屈~。いつ家に帰るの~”ばかりでほとんど日本の文化に触れる所や遊びはできませんでした。でも今年はどのお寺や庭園を回っても自分から質問をしてくるぐらい日本の文化に興味を持ってくれて時間を一緒に共有して楽しんでくれたことが母親としてとても嬉しかったです。

ルーべなりのお寺や庭、町の観光の視点がありずっと静かに何かを考えるように観て歩くのが彼のスタンス。

彼の視点から時にはびっくりするような質問や探し物があり、ある時はそんなところに目をつけていたのかと驚かされる母さん。これも成長です。

今年の夏は本当に観光客が少なく、京都を観光するには最高のタイミングで色々なところを静かに自分たちのペースでゆっくり観られたからこそ感じ取ることができた京都の魅力。来年はこうはいかないでしょう・・・。

だからこそこの時期に京都を子供たちに見せてやれてよかった。ルーべ曰く、僕は今回、京都しかほとんど回っていないから日本の他のところを知らない。だから一概に日本とは言えないけれど京都にはウィーンにない美しさとクリーンさがある。あと緑も美しい・・・・。

こんな感想をボソッと電車に乗りながら言うルーべ。色々な意味でとても嬉しかった母ちゃん。来年は京都以外のところもいっぱい回ってヨーロッパでは感じることのできない日本の魅力を子供たちにもっと感じ取ってもらいたい!!