食事会

セレモニーの後、ウィーンの森を少し行ったところにあるレストランで食事会を出席者の皆さんとさせて頂きました。短いオーストリアの夏、お天気さえよければ外で食べたい・・・それもお洒落で美味しいところ・・・というのが私達の願いだったので、それをかなえてくれてレストランを探していたところ見つけたのが今回のレストラン

DSC03616ウィーンじゃ何かで(何かはよく分かっていない母ちゃん・・)有名な池があるんですが、その池の前に2,3年ほど前できたレストラン。夏はテラス席ができるのですが、万が一雨が降ってきたら、上からガラスの屋根が出てくるので安心して食事ができる!そして日が欠けるとまだまだ寒い初夏のウィーン。そんな時は上の柱についている電気ストーブがつく!!そして毛布も借りたい放題!!こりゃ、私達のゲストにとってバッチリだわぁ!そしてこのレストランに決める前に何回か試食でここを訪れたのですが、食事以外にもワインの種類が豊富!それもなかなかの品揃え!!我が家の要望にバッチリ~!!

DSC03669レストラン選びって結構我が家では大変!!何故かというと義母やくり子の兄弟と食べる趣向が全然違うから。以前お世話になっているからと義両親をお洒落で高級なレストランにご招待したら、義母出てくる食べ物すべてにケチをつける。そして顔を強張らせて”私、これ食べられない!!好みじゃない!!ハ~美味しくない!!変な味!!”と食事中ブツブツ言っては料理をいらないと返す!!折角よかれと思ってこちらも頑張ってやっているのに、これだと・・・。食が口に合わないのは仕方がない。でもブツブツ文句ばかり言われてはこちらもいい気分で食事ができない!!彼女はザ、オーストリア料理っていうのが好きな人。あとくり子の兄弟はベジタリアンがいたり、食べ物アレルギーで小麦から卵、糖分ある果物や野菜を食べてはいけない人達がいるんです。だけど他のゲストの人には美味しいもので、雰囲気も味わってもらいたい~!!楽しんでいってもらいたい~!!
DSC03710このレストランだとかしこまり過ぎず、カジュアルでかつお洒落め、そしてみんなそれぞれに合った食事にありつけるだろう・・。一応食事は2つのコースメニューを事前に選んでおいて、万が一これが食べられない人は他の料理にシェフに頼んで変えてもらうということにしたのですが、結果みんながそれぞれ胃袋を満足させてくれたのでこちらとしては大成功!!このお肉なんてこんなにもレアで柔らかい牛肉がオーストリアでも食べれるようになったのかとびっくりさせられました。(昔はオーストリアの牛肉と言えば硬くてしっかり焼いたお肉しかなくって日本のお肉が恋しかったもの。)

DSC03665食事の間、ルーべは親友のフェリックスと一緒にずっと大人しく遊んでいてくれたし、スカイもずっといい子にしてくれたので母ちゃん達もゲストのみんなとお話ができて嬉しかった!!二人の子供達よ、ありがとう~!!

DSC03679そして何より父が嬉しそうにずっと笑顔でいてくれたのが母ちゃん嬉しかった~!!食事会では母ちゃんのお友達が写真を撮ってくれていたのですが、みんなの楽しそうな笑顔をいっぱい撮ってくれていて母ちゃん、大感謝!!Sさん、ありがとう~~!!いい記念になりました!!

スカイの成長を願って・・

もう2ヶ月ほど前になりますが、日本に帰る前にウィーンでスカイの成長を願って洗礼式?をしました。我が家はクリスチャンではないので世間で言われる洗礼式はできませんが、ルーべの時同様、義母がいつも寄付をしているチャペルでは義母にならチャペルを貸し出してもいいと牧師さんが言って下さり、今回もここでセレモニーをさせて頂きました。

Lieblicht-Fotografie-Segensfeier-59今回はルーべの時よりちょっと盛大にお祝いをさせて頂きました。・・・というのも今年で結婚10周年を迎えた私たち夫婦。家族だけじゃなくていつもお世話になっているお友達にも一緒にお祝いしてもらいたくて、忙しい中大勢の人に来ていただきました。
Lieblicht-Fotografie-Segensfeier-9結婚十周年のお祝いにSweet10ダイヤモンドはいらないから、記念に家族写真が欲しいとお願いした母ちゃん。セレモニーにはプロのカメラマンに来てもらい家族みんなの写真を撮ってもらいました。この2年ほどで義祖父、義祖母、義叔父が他界し、また離婚でZ家から去っていった家族が2人・・・。この2年足らずで今、瞬間瞬間の幸せが大切かを痛いほど感じた母ちゃん。どうしても家族の今の瞬間を写真に収めておきたかったんです。
Lieblicht-Fotografie-Segensfeier-24セレモニーの当日は日本からも父と姉がこの日の為に来てくれて母ちゃん嬉しかった~!!ヨーロッパに住んでいるからくり子側の家族が自然といっぱい集まって下さるのは分かるのですが、Z家20人、母ちゃん側母ちゃんだけ・・・っていうの、やっぱり寂しかったんです。気持ちの上では嫁いだZ家のみんながスカイの為にお祝いに駆けつけてくれることが幸せで何より嬉しかったのですが、それでも母ちゃん側からは自分だけ・・・一人ぼっちっていうのは寂しいのが正直なところ。だから二人がスカイの成長を一緒に願って式に出てくれたことが母ちゃんめちゃくちゃ嬉しかった~!!

Lieblicht-Fotografie-Segensfeier-27ルーべの時同様、形式は義母がクリスチャンってこともあって一応洗礼式の順序にのっとって進行していくのですが、その中でお宮参りもありゃお食い初めもあるという本当になんでもありの式。50分ほどの式の中でこれをすべてやってしまおうっていうのだから結構大変!!でもこれって義母のルーべやスカイへの心遣いなんです。ウィーンに住んでいるから日本の子供たちが本来するセレモニーを経験させてやれないから、こっちで自分達でやって日本の子が体験することと同じことを体験させてやりたいという義母なりの思い。

Lieblicht-Fotografie-Segensfeier-40あと日本ではこんなことをするのよ・・・・っていうことを来てくれた人に知ってもらいたい!!という気持ちもあって前回同様やらせてもらいました。でもそれには日本の家族の協力があってだからこそできるもので、お宮参りの着物は妹の旦那さんに貸してもらい、お食い初めの食材なんかは母が日本で用意してくれたもの。こうやってみると、両方の家族がこの日の為に用意、準備をしてくれたんだと思うとくり子も母ちゃんもそしてスカイもなんて幸せ者なんだろう。本当に感謝です。

Lieblicht-Fotografie-Segensfeier-29ルーべの親友フェリックス家族も駆けつけてくれて最初から最後までこの二人、ずっと引っ付き虫のように一緒。ルーべ、貴方も4年前にこうやってみんなにお祝いしてもらったんだよ~!!

Lieblicht-Fotografie-Segensfeier-18主役のスカイはというと、この日暑かったのでぐずるんじゃないかと覚悟してたのですが、そんなこともなく最初から最後までとってもお利口にしていてくれました。スカイの健やかな成長の為に沢山の人が集まってくれて、くり子母ちゃん家、とても嬉しかったです。皆さんありがとう~!!そしてスカイ、パパと母ちゃんはスカイがいつも笑顔で元気に育ってくれることを心から願ってます。お兄ちゃんと一緒にみんなで賑やかで楽しい毎日を過ごそうね!!

 

ウィーンに戻りました!!

ご無沙汰しております。皆さんこの夏どのようにお過ごしですか??我が家は6月中旬に日本に子供二人を連れて一時帰国し、先日無事家族4人でウィーンに戻ってきました。二年ぶりの日本。そして一ヶ月半の滞在。たっぷり時間はあるわぁ・・・なんて思っていたのですが、アッという間の日本滞在でした。

今回の帰国は家族に次男スカイをお披露目する目的と、ルーべを日本の幼稚園に通わせること。それ以外は母ちゃんノープラン。くり子は最後の2週間だけ日本にやってきただけなので、母ちゃんは今回の滞在はすべて子供中心で、母ちゃんがやりたいことはすべて後回し。それでも大学の親友たちが私に合わせて時間を作ってくれて、何年ぶりかに友達に会うこともできました。長いこと会っていなかった友達も会えば一瞬にして昔のあの時間に戻れる!心から一緒にいたいと思い、いつも一緒に遊んでいた友達はどんなところに住んでいても、どんなに会わない時間が長くても、すぐに昔の関係に戻れる。母ちゃんにとって大学時代の友達は財産であり宝物。ナガちゃん、のりちゃん、尚ちゃん、そしてタラちゃん・・・ありがとう~~!!!そして残念ながら来れなかったゆうこちゃん、今度また会おうね!!

本当は一ヶ月半も日本にいるのだらから沖縄にでも旅に行きたいなぁ・・・なんても思っていたのですが、もうそんな気持ちの余裕は母ちゃんには残っていませんでした。日本に帰って早々、ルーべは悪を発揮。喋りのルーべが日本語では思うように意思が伝えられずイライラ。妹家族の子供たち5人での生活はルーべの日本語力では自分の意思を伝える手段もルーべが喋り終わるのも待ってくれる人もいない。やっとの思いで日本語で話してもそれが日本語だとは認識してもらえずスルーをされてしまう。だから日本語で話すのが面倒になりイラっとして手がでてしまう・・・。注意するとそれがエスカレートしていく。そのうち本人は自信をなくして、ますます乱暴なことをしだす。もう悪循環。優しく注意しようが厳しく注意しようがもう制御不能。母ちゃん一秒足りとも子供たちが一緒に遊ぶところから目が離せない・・・。またルーべが何かしでかさないか・・・そればかり毎日心配してました。本人は日本での生活が楽しいのに、なかなかうまいこと他の子供たちと遊べない。気持ちが伝えられない・・・・本人も毎晩、寝る前にポツリと寂しそうに嘆い時期もありました。

ウィーンに帰ってくる頃になってやっと日本語でそれなりに意思を伝えられるようになったルーべ。また来年に日本の幼稚園に行くのを楽しみにしているらしく、ウィーンでは日本語を忘れないように母ちゃんと一生懸命日本語で会話するように頑張っています。こちらに帰ってきて10日。母ちゃんとの会話はすべて日本語!!来年はもう少し日本語でみんなとスムーズに喋れるかな??

こちらに帰ってきてあの悪デビルもス~とすぐに消えていきルーべ自身落ち着いて、家族4人で穏やかに暮らしてます。そしてこの2ヶ月ほどでスカイも随分大きくなりました。笑顔でいつもご機嫌のスカイ。お兄ちゃんが活発で自己主張が激しい為に、ついついスカイのことが後回しになり気味ですが、段々スカイも賢くなってきて、自分の意思をはっきりと示すようになってきました。次回はスカイの成長に触れられればなぁ・・なんて思ってます。